Nonnay

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 &bold(){Nonnay} は都市[[アノネー]](Annonay)の語頭音消失。ノストラダムスの専売特許ではなく、中世の歴史家フロワサール、16世紀の神学者テオドール・ド・ベーズ、詩人アグリッパ・ドービニェらも同じ表現を用いていたらしい((Brind’Amour [1993] p.228, n.9 ; Clebert [2003]))。  他の読み方の可能性としては、[[アナトール・ル・ペルチエ]]が提起し、[[マリニー・ローズ]]が支持していた「11月」とする読み方(november の語源になったラテン語 nonus が韻を踏むために変形したと見る((cf. Rose [2002c] p.230)))や、[[エドガー・レオニ]]が示していた nonne(修道女)の変形として「処女宮」と読む可能性((Leoni [1982]))などが挙げられる。  なお、[[ヘンリー・C・ロバーツ]]の訳では「ゼロ」(Zero)になっているが、語学的根拠は不明である([[テオフィル・ド・ガランシエール]]は訳しておらず、説明もしていない)。 *登場箇所 [[詩百篇第10巻67番]] ---- #comment
 &bold(){Nonnay} は都市[[アノネー]](Annonay)の語頭音消失。ノストラダムスの専売特許ではなく、中世の歴史家フロワサール、16世紀の神学者テオドール・ド・ベーズ、詩人アグリッパ・ドービニェらも同じ表現を用いていたらしい((Brind’Amour [1993] p.228, n.9 ; Clebert [2003]))。  他の読み方の可能性としては、[[アナトール・ル・ペルチエ]]が提起し、[[マリニー・ローズ]]が支持していた「11月」とする読み方(november の語源になったラテン語 nonus が韻を踏むために変形したと見る((cf. Rose [2002c] p.230)))や、[[エドガー・レオニ]]が示していた nonne(修道女)の変形として「処女宮」と読む可能性((Leoni [1982]))などが挙げられる。  なお、[[ヘンリー・C・ロバーツ]]の訳では「ゼロ」(Zero)になっているが、語学的根拠は不明である([[テオフィル・ド・ガランシエール]]は訳しておらず、説明もしていない)。 *登場箇所 [[詩百篇第10巻67番]] ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

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