ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (ジャック・ガリガン、1791年)

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 『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』は1791年に[[アヴィニョン]]の[[ジャック・ガリガン]]によっても出版された。 #ref(1791garrigan.PNG) 【画像】扉((画像の出典:[[http://www.propheties.it/]])) *正式名 -LES PROPHÉTIES DE M. MICHEL NOSTRADAMUS, DIVISÉE EN DIX CENTURIES. --Nouvelle Édition imprimée d'après la copie de la premiere Édition faite sous les yeux de CÉSAR NOSTRADAME son fils en 1568. --A AVIGNON, --Chez JACQUES GARRIGAN, Imprimeur-Libraire, place Saint-Didier.. --1791. --Avec Permission des Supérieurs. -十巻の百詩篇に分けられたミシェル・ノストラダムス師の予言集 --1568年に息子セザール・ノストラダームの監修で作成された初版本に基づいて印刷された新版。 --アヴィニョンにて、 --サン=ディディエ広場の印刷業者・書肆ジャック・ガリガンの工房にて。 --1791年  『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』に続くフレーズは、[[1772年アヴィニョン版>ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (トゥーサン・ドメルグ、1772年)]]と同じだが、Divisée en Dix Centuries. と Nouvelle Edition... の順序が逆になっている。 *内容  十二折版144ページからなる。  扉のあとにノストラダムスの墓碑銘が掲載され、続いて第一序文(セザールへの手紙)、第二序文(アンリ2世への手紙)、百詩篇第1巻1番から第10巻100番までの942篇の順に収録されている。百詩篇補遺、六行詩、予兆詩などは含まれていない。 **特色  百詩篇第6巻2番が[[1772年頃の偽1568年版>ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (偽ブノワ・リゴー版)]]と一致しており、その系統に属することは明らかである。 [[百詩篇第8巻52番]]の4行目に、特殊な異文が見られることも、大きな特色である。[[1772年アヴィニョン版>ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (トゥーサン・ドメルグ、1772年)]]を確認していないのでこれが初出かは断言できないが、最も早い段階の登場であることは確かである。 *所蔵先 -リヨン市立図書館、ロデーズ市立図書館 -ほかにマリオ・グレゴリオが私蔵している。 ---- #comment
 『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』は1791年に[[アヴィニョン]]の[[ジャック・ガリガン]]によっても出版された。 #ref(1791garrigan.PNG) 【画像】扉((画像の出典:[[http://www.propheties.it/]])) *正式名 -LES PROPHÉTIES DE M. MICHEL NOSTRADAMUS, DIVISÉE EN DIX CENTURIES. --Nouvelle Édition imprimée d'après la copie de la premiere Édition faite sous les yeux de CÉSAR NOSTRADAME son fils en 1568. --A AVIGNON, --Chez JACQUES GARRIGAN, Imprimeur-Libraire, place Saint-Didier.. --1791. -十巻の百詩篇に分けられたミシェル・ノストラダムス師の予言集 --1568年に息子セザール・ノストラダームの監修で作成された初版本に基づいて印刷された新版。 --アヴィニョンにて、 --サン=ディディエ広場の印刷業者・書肆ジャック・ガリガンの工房にて。 --1791年  『ミシェル・ノストラダムス師の予言集』に続くフレーズは、[[1772年アヴィニョン版>ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (トゥーサン・ドメルグ、1772年)]]と同じだが、Divisée en Dix Centuries. と Nouvelle Edition... の順序が逆になっている。 *内容  十二折版144ページからなる。  扉のあとにノストラダムスの墓碑銘が掲載され、続いて第一序文(セザールへの手紙)、第二序文(アンリ2世への手紙)、百詩篇第1巻1番から第10巻100番までの942篇の順に収録されている。百詩篇補遺、六行詩、予兆詩などは含まれていない。 **特色  百詩篇第6巻2番が[[1772年頃の偽1568年版>ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (偽ブノワ・リゴー版)]]と一致していることや、二部構成になっていないことからして、その系統に属することは明らかである。  [[百詩篇第8巻52番]]の4行目に、特殊な異文が見られることも、大きな特色である。[[1772年アヴィニョン版>ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (トゥーサン・ドメルグ、1772年)]]を確認していないのでこれが初出かは断言できないが、最も早い段階の登場であることは確かである。 *所蔵先 -リヨン市立図書館、ロデーズ市立図書館 -ほかにマリオ・グレゴリオが私蔵している。 ---- #comment

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