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&bold(){Freins} は南仏の都市フレジュス(Fréjus)の綴りの揺れ。当時 i と j は印刷上の区別がルーズで、u と n は取り違えられやすかった。つまり、Freins は Freius の誤植とも思われるのだが、ノストラダムスは出版業者の違う[[『予言集』初版>ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1555年リヨン)]]と『[[1566年向けの暦>ALMANACH POVR L'AN M. D. LXVI.]]』とでこの綴りを用いている((cf. Brind’Amour [1996] p.441))。
*登場箇所
-[[百詩篇第3巻82番]]
[[百詩篇第10巻23番]]では Freius を用いており、2音節をあてている(Freins だと1音節になる)。
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&bold(){Freins} は南仏の都市フレジュス(Fréjus)の綴りの揺れ。当時 i と j は印刷上の区別がルーズで、u と n は取り違えられやすかった。つまり、Freins は Freius の誤植とも思われるのだが、ノストラダムスは出版業者の違う[[『予言集』初版>ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1555年リヨン)]]と『[[1566年向けの暦>ALMANACH POVR L'AN M. D. LXVI.]]』とでこの綴りを用いている((cf. Brind’Amour [1996] p.441))。
なお、この語がフレジュスの綴りの揺れとする読み方は、[[アナトール・ル・ペルチエ]]以来、信奉者側にも実証的な論者の側にも異論はない(後の時代の異文 Erins などで解釈している論者を除く)。
*登場箇所
-[[百詩篇第3巻82番]]
[[百詩篇第10巻23番]]では Freius を用いており、2音節をあてている(Freins だと1音節になる)。
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