ヴィエンヌ

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 &bold(){ヴィエンヌ}(Vienne)は、フランス南東部、イゼール県の都市。ローヌ川の左岸に位置する河港都市で、古来、交通の要衝として重要な地位を占めてきた。 *歴史  ローマ帝国に占領される前はアロブロゲス人たちの拠点都市のひとつであり、ローマ併合後はウィエネンシス州の主要都市となった。古代ローマ時代の名称ウィエンナ(Vienna)はカエサルの『ガリア戦記』にも見られるが、正確な語源は分からないらしい。その後、ブルグント王国の首都となり、1349年にフランス王国に編入された。  現在でも古代ローマ時代の劇場跡や神殿跡、13世紀以降に現在の形に改築されたサン=モーリス大聖堂などが残っている((『ミシュラングリーンガイド・フランス』に主に依拠した。語源部分はDNLFによる。))。 *ノストラダムス関連  ノストラダムス自身がヴィエンヌに立ち寄ったことかどうかを史料的に確認できるかは不明だが、ヴィエンヌから川沿いに少し遡上すれば[[リヨン]]に至るため、当然立ち寄ったことはあっただろう。  フランス語ではオーストリアのウィーンのことも Vienne と綴るので、[[百詩篇集]]での登場箇所を特定するのはやや難しいが、[[第9巻70番>百詩篇第9巻70番]]と[[第10巻94番>百詩篇第10巻94番]]でほぼ確実に言及されている。  [[第1巻82番>百詩篇第1巻82番]]、[[第5巻94番>百詩篇第5巻94番]]、[[第10巻61番>百詩篇第10巻61番]]は中欧の地名などと登場しているため、ウィーンの方と思われる。ほか、恐らく偽作だろうが[[第8巻の補遺篇6番>百詩篇第8巻6番 (補遺篇)]]でも言及されているものの、これはどちらか特定できない。 *地図 #googlemaps(){<iframe width="425" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?f=q&amp;source=s_q&amp;hl=ja&amp;geocode=&amp;q=Vienne,+France&amp;aq=0&amp;sll=36.5626,136.362305&amp;sspn=21.193161,48.515625&amp;brcurrent=3,0x0:0x0,0&amp;ie=UTF8&amp;hq=&amp;hnear=%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%8C,+%E3%82%A4%E3%82%BC%E3%83%BC%E3%83%AB,+%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%8C%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%97,+%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9&amp;z=12&amp;ll=45.524219,4.878284&amp;output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://maps.google.co.jp/maps?f=q&amp;source=embed&amp;hl=ja&amp;geocode=&amp;q=Vienne,+France&amp;aq=0&amp;sll=36.5626,136.362305&amp;sspn=21.193161,48.515625&amp;brcurrent=3,0x0:0x0,0&amp;ie=UTF8&amp;hq=&amp;hnear=%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%8C,+%E3%82%A4%E3%82%BC%E3%83%BC%E3%83%AB,+%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%8C%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%97,+%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9&amp;z=12&amp;ll=45.524219,4.878284" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small>} ---- #comment
 &bold(){ヴィエンヌ}(Vienne)は、フランス南東部、イゼール県の都市。ローヌ川の左岸に位置する河港都市で、古来、交通の要衝として重要な地位を占めてきた。 *歴史  ローマ帝国に占領される前はアロブロゲス人たちの拠点都市のひとつであり、ローマ併合後はウィエネンシス州の主要都市となった。古代ローマ時代の名称ウィエンナ(Vienna)はカエサルの『ガリア戦記』にも見られるが、正確な語源は分からないらしい。その後、ブルグント王国の首都となり、1349年にフランス王国に編入された。  現在でも古代ローマ時代の劇場跡や神殿跡、13世紀以降に現在の形に改築されたサン=モーリス大聖堂などが残っている((『ミシュラングリーンガイド・フランス』に主に依拠した。語源部分はDNLFによる。))。 *ノストラダムス関連  ノストラダムス自身がヴィエンヌに立ち寄ったことかどうかを史料的に確認できるかは不明である。  だが、ヴィエンヌから川沿いに少し遡上すれば[[リヨン]]に至るため、当然立ち寄ったことはあっただろう。  フランス語ではオーストリアのウィーンのことも Vienne と綴るので、[[詩百篇集]]での登場箇所を特定するのはやや難しいが、[[第9巻70番>詩百篇第9巻70番]]と[[第10巻94番>詩百篇第10巻94番]]でほぼ確実に言及されている。  [[第1巻82番>詩百篇第1巻82番]]、[[第5巻94番>百詩篇第5巻94番]]、[[第10巻61番>詩百篇第10巻61番]]は中欧の地名などと登場しているため、ウィーンの方と思われる。  ほか、恐らく偽作だろうが[[第8巻の補遺篇6番>百詩篇第8巻6番 (補遺篇)]]でも言及されているものの、これはどちらか特定できない。 *地図 #googlemaps(){<iframe src="https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d44726.45856126191!2d4.880330949999999!3d45.52208194999999!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x47f4df0824f5f985%3A0xc4e1bb60b45a03c3!2z44OV44Op44Oz44K5IOOAkjM4MjAwIOODk-OCqOODs-ODjA!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1585989335469!5m2!1sja!2sjp" width="600" height="450" frameborder="0"></iframe>} ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

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