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&bold(){タラスク}は南フランスの伝説に登場する怪物。竜(またはワニ)のような体に亀のような甲羅を備えた怪物で、ローヌ川に棲んで近隣の町を荒らすとされたが、イエスの死後、南フランスに漂着した聖女マルタに従えられる形で大人しくなった。
この伝説は6世紀頃に定着したとされ、キリスト教が異教文化を取り込む過程が象徴的に投影されている。
タラスクの名は都市タラスコンの語源となり、この町では15世紀以来、タラスク祭りが行なわれている((以上は松平 [2005] pp.251-253による。))。
#image(tarasc.JPG)
【画像】タラスクを描いた古い絵葉書((画像の出典:[[http://commons.wikimedia.org/wiki/File:CP_Tarasque_de_Tarascon.jpg]]))
*登場箇所
-[[百詩篇第8巻46番]]
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#comment
&bold(){タラスク}は南フランスの伝説に登場する怪物。
竜(またはワニ)のような体に亀のような甲羅を備えた怪物で、[[ローヌ川]]に棲んで近隣の町を荒らすとされたが、イエスの死後、南フランスに漂着した聖女マルタに従えられる形で大人しくなったという。
この伝説は6世紀頃に定着したとされ、キリスト教が異教文化を取り込む過程が象徴的に投影されている。
タラスクの名は都市タラスコンの語源となり、この町では15世紀以来、タラスク祭りが行なわれている((以上は松平 [2005] pp.251-253による。))。
#image(tarasc.JPG)
【画像】タラスクを描いた古い絵葉書((画像の出典:[[http://commons.wikimedia.org/wiki/File:CP_Tarasque_de_Tarascon.jpg]]))
*登場箇所
-[[詩百篇第8巻46番]]
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