Calcine

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 &bold(){Calcine} は[[百詩篇第4巻23番]]のみに登場する単語。続く[[Magnes]]とともに、どちらも鉱物と解釈する説と、どちらも地名と解釈する説がある。  Calcine という語は現代フランス語になく、DMF や LAF にも載っていない。ただし、フランス語にはラテン語の calx (石灰) に由来する calciner (焼いて石灰にする) という動詞があり、それと語源を同じくする「石灰」の意味と理解されることが一般的である。[[エドガー・レオニ]]、[[ロジェ・プレヴォ]]、[[マリニー・ローズ]]、[[ジャン=ポール・クレベール]]らはそれを採用している((Leoni [1961], Prévost [1999] p.73, Rose [2002c], Clébert [2003]))。レオニのみはプロヴァンス語の calcina (石灰)を根拠として挙げた。  それに対し、[[ピエール・ブランダムール]]はギリシア語のΧαλκίδα に対応する Calcide と校訂し、ギリシア・エヴォイア県の県庁所在地カルキスと推測した((Brind’Amour [1996]))。[[ブリューノ・プテ=ジラール]]は支持している((Petey-Girard [2003]))。 ---- #comment
 &bold(){Calcine} は[[詩百篇第4巻23番>百詩篇第4巻23番]]のみに登場する単語。  続く[[Magnes]]とともに、どちらも鉱物と解釈する説と、どちらも地名と解釈する説がある。  Calcine という語は現代フランス語になく、DMF や LAF にも載っていない。  ただし、フランス語にはラテン語の calx (石灰) に由来する calciner (焼いて石灰にする) という動詞があり、それと語源を同じくする「石灰」の意味と理解されることが一般的である。  [[エドガー・レオニ]]、[[ロジェ・プレヴォ]]、[[マリニー・ローズ]]、[[ジャン=ポール・クレベール]]らはそれを採用している((Leoni [1961], Prévost [1999] p.73, Rose [2002c], Clébert [2003]))。レオニのみはプロヴァンス語の calcina (石灰)を根拠として挙げた。  それに対し、[[ピエール・ブランダムール]]はギリシア語のΧαλκίδα に対応する Calcide と校訂し、ギリシア・エヴォイア県の県庁所在地カルキス(ハルキス)と推測した((Brind’Amour [1996]))。  [[ブリューノ・プテ=ジラール]]は支持している((Petey-Girard [2003]))。 #googlemaps(){<iframe src="https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d49977.88708982319!2d23.6252178!3d38.4733808!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x14a1164bc2d6174b%3A0x380b0a5f7b34c904!2z44Ku44Oq44K344OjIOOAkjM0MSAwMCDjg4_jg6vjgq3jgrk!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1585999197974!5m2!1sja!2sjp" width="600" height="450" frameborder="0"></iframe>} ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

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