ミシェル・ノストラダムスの予言集 (マルシャン・ド・ヌヴォテ、1804年)

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 「[[新刊書籍の商人たち>マルシャン・ド・ヌヴォテ]]」 名義での『[[予言集>ミシェル・ノストラダムス師の予言集]]』は、1804年にも出版された。 *正式名 -Propheties de Michel Nostradamus, --Dont il y en a trois cens qui n'ont iamais esté imprimees ; --Trouves en une Bibliotcque[sic.] laissee par l'Autheur. --Nouvelle Edition, --D'après un Examplaire trouvé dans la Bibliothèque du célèbre Pascal. --A Paris, --Chez les Marchands de Nouveautés. --L'An de J. C. 1804 -ミシェル・ノストラダムスの予言集 --決して出版されなかった三百篇を含み、 --著者の残した蔵書の中から発見された版。 --新版 --かの有名なパスカルの蔵書から発見された伝本による。 --パリ、 --新刊書籍の商人たちの工房にて。 --紀元1804年  扉には木版画の類は全く使われていないらしく、[[ジャン=ポール・ラロッシュ]]の書誌では全く触れられていない。なお、ラロッシュの記録は大文字、小文字の区分などを忠実に再現することに重点を置いていないため、上記の表記ではその辺りがオリジナルと違っている可能性がある。  [[刊行年の記載のない「新刊書籍の商人たち」の版>ミシェル・ノストラダムスの予言集 (マルシャン・ド・ヌヴォテ、刊行年記載なし)]]とほぼ同じ題名だが、Trouves などの瑣末な誤記に違いが見られる。また、伝記に関する言及が抜けている。 *内容  十二折版208ページの文献である。  扉のあとにノストラダムスの伝記、第一序文([[セザールへの手紙]])、[[百詩篇第1巻]]から[[第6巻>百詩篇第6巻]]([[ラテン語詩>愚かな批評家に対する法の警句]]は含むが、補遺篇の[[百詩篇第6巻100番]]は含まない)、[[第7巻>百詩篇第7巻]](補遺篇を含む48篇だが、[[73番>百詩篇第7巻73番]]以降の4篇は45番から48番と位置付けられている)、第二序文([[アンリ2世への手紙]])、[[百詩篇第8巻]](補遺篇6篇を含む)、[[第9巻>百詩篇第9巻]]、[[第10巻>百詩篇第10巻]]([[101番>Adiousté depuis l'impression de 1568.]]を含む)、[[第11巻>百詩篇第11巻]]([[六行詩>この世紀のいずれかの年のための驚くべき予言]]58篇と四行詩2篇で、四行詩は59番、60番とされているが、内容は従来の91番、97番と同じ)、[[第12巻>百詩篇第12巻]](11篇)の順に収められている((以上の書誌情報はLaroche [1999] T.1 p.46 による。))。  この構成は刊行年の記載のない「新刊書籍の商人たち」の版と同じだが、それと比べてページが40ページ以上減っている。版型は同じ十二折版なので、フォントサイズなどが違うのかもしれない。 *所蔵先  リヨン市立図書館ミシェル・ショマラ文庫に唯一現存する。  18世紀までを対象としていた[[ミシェル・ショマラ]]の書誌(1989年)では対象外のためか、扱われておらず、[[ロベール・ブナズラ]]の書誌(1990年)にも載っていなかった。そのため、ショマラ文庫の目録が唯一の情報源となっている。  グルノーブル市立図書館のオンライン検索では、疑問符つきで出版社名の記載なしとされている1804年版 『予言集』 がヒットする。1804年に刊行された予言集はほかに知られていないので、同じものの可能性がある。 ---- #comment

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