ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (ランドリオほか、1792年)

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 18世紀末頃にはリオンの[[ランドリオ]]が度々 『[[予言集>ミシェル・ノストラダムス師の予言集]]』 の出版に携わった。そのうちルセ、ボヴェールと組んだものは、ランドリオが出版した版の中で唯一刊行年が明記されている。 【画像】第一部扉と第二部扉((画像の出典:[[http://www.propheties.it/]])) *正式名  二部構成であり、それぞれの扉に記載されているのは以下の通りである((Benazra [1990] p.326))。 第一部 -LES PROPHETIES DE MICHEL NOSTRADAMVS, --Dont il y en a trois cens qui n'ont iamais esté imprimees ; --Trouuees en vne Bibliotecque laissee par l'Autheur. --NOUVELLE EDITION, --D'après un exemplaire trouvé dans la Bibliothèque du célèbre PASCAL. --Editeurs --A RIOM LANDRIOT IMPRIMEUR --A CLERMONT F&sup(){D}. BEAUVERT ET ROUSSET LIBRAIRES -ミシェル・ノストラダムス師の予言集 --決して出版されなかった三百篇を含み、 --著者の残した蔵書の中から発見された版。 --新版 --かの有名なパスカルの蔵書から発見された伝本による。 --出版社 --リオンでは印刷業者ランドリオ --クレルモン・フェランでは書肆のボヴェールとルセ 第二部 -LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS, --Dont il y en a trois cens qui n'ont esté imprimees, où il se recognoist le passé et l'aduenir. --A RIOM, --DE L' IMPRIMERIE DE LANDRIOT. --Et à Clermont, --Chez BEAUVERT et ROUSSET, libraires. -ミシェル・ノストラダムス師の予言集 --未刊であったもので、過去も未来も分かる三百篇を含む。 --リオンでは、 --ランドリオの印刷所による。 --そしてクレルモンでは、 --書肆であるボヴェールとルセの工房にて。  ランドリオが関わった3つの版の中で伝統的な題名 (冒頭に Les が付いていて、ノストラダムスに敬称がついている) を再現しているのはこの版のみである。なお、第一部の印刷業者名は三重丸の中に記載されるという変則的な構成になっている。 *内容  八つ折版でノンブルのない2葉分に119葉が続く文献である。  扉のあとに第一序文([[セザールへの手紙]])、[[百詩篇第1巻]]から[[第6巻>百詩篇第6巻]]([[ラテン語詩>愚かな批評家に対する法の警句]]は含むが、補遺篇の[[百詩篇第6巻100番]]は含まない)、[[第7巻>百詩篇第7巻]](補遺篇を含む48篇だが、[[73番>百詩篇第7巻73番]]以降の4篇は45番から48番と位置付けられている)が収録されている。  そのあと第二部の扉を挟み、第二序文([[アンリ2世への手紙]])、[[百詩篇第8巻]](補遺篇6篇を含む)、[[第9巻>百詩篇第9巻]]、[[第10巻>百詩篇第10巻]]([[101番>Adiousté depuis l'impression de 1568.]]を含む)、[[第11巻>百詩篇第11巻]]([[六行詩>この世紀のいずれかの年のための驚くべき予言]]58篇と四行詩2篇で、四行詩は91番、92番とされているが、内容は従来の91番、97番と同じ)、[[第12巻>百詩篇第12巻]](11篇)の順に収められている。 *所蔵先 -ドール市立図書館、ロシュフォール=スュル=メール市立図書館、リヨン市立図書館ミシェル・ショマラ文庫 -フィレンツェ国立図書館  マリオ・グレゴリオのサイトで公開されている。 *関連項目 -[[ミシェル・ノストラダムスの予言集 (ランドリオ)]] -[[ミシェル・ノストラダムスの予言集 (ランドリオ、ルセ)]] ---- #comment
 18世紀末頃にはリオンの[[ランドリオ]]が度々 『[[予言集>ミシェル・ノストラダムス師の予言集]]』 の出版に携わった。そのうちルセ、ボヴェールと組んだものは、ランドリオが出版した版の中で唯一刊行年が明記されている。 #ref(1792Riom.PNG) 【画像】第一部扉と第二部扉((画像の出典:[[http://www.propheties.it/]])) *正式名  二部構成であり、それぞれの扉に記載されているのは以下の通りである((Benazra [1990] p.326))。 第一部 -LES PROPHETIES DE MICHEL NOSTRADAMVS, --Dont il y en a trois cens qui n'ont iamais esté imprimees ; --Trouuees en vne Bibliotecque laissee par l'Autheur. --NOUVELLE EDITION, --D'après un exemplaire trouvé dans la Bibliothèque du célèbre PASCAL. --Editeurs --A RIOM LANDRIOT IMPRIMEUR --A CLERMONT F&sup(){D}. BEAUVERT ET ROUSSET LIBRAIRES -ミシェル・ノストラダムス師の予言集 --決して出版されなかった三百篇を含み、 --著者の残した蔵書の中から発見された版。 --新版 --かの有名なパスカルの蔵書から発見された伝本による。 --出版社 --リオンでは印刷業者ランドリオ --クレルモン・フェランでは書肆のボヴェールとルセ 第二部 -LES PROPHETIES DE M. MICHEL NOSTRADAMVS, --Dont il y en a trois cens qui n'ont esté imprimees, où il se recognoist le passé et l'aduenir. --A RIOM, --DE L' IMPRIMERIE DE LANDRIOT. --Et à Clermont, --Chez BEAUVERT et ROUSSET, libraires. -ミシェル・ノストラダムス師の予言集 --未刊であったもので、過去も未来も分かる三百篇を含む。 --リオンでは、 --ランドリオの印刷所による。 --そしてクレルモンでは、 --書肆であるボヴェールとルセの工房にて。  ランドリオが関わった3つの版の中で伝統的な題名 (冒頭に Les が付いていて、ノストラダムスに敬称がついている) を再現しているのはこの版のみである。なお、第一部の印刷業者名は三重丸の中に記載されるという変則的な構成になっている。 *内容  八つ折版でノンブルのない2葉分に119葉が続く文献である。  扉のあとに第一序文([[セザールへの手紙]])、[[百詩篇第1巻]]から[[第6巻>百詩篇第6巻]]([[ラテン語詩>愚かな批評家に対する法の警句]]は含むが、補遺篇の[[百詩篇第6巻100番]]は含まない)、[[第7巻>百詩篇第7巻]](補遺篇を含む48篇だが、[[73番>百詩篇第7巻73番]]以降の4篇は45番から48番と位置付けられている)が収録されている。  そのあと第二部の扉を挟み、第二序文([[アンリ2世への手紙]])、[[百詩篇第8巻]](補遺篇6篇を含む)、[[第9巻>百詩篇第9巻]]、[[第10巻>百詩篇第10巻]]([[101番>Adiousté depuis l'impression de 1568.]]を含む)、[[第11巻>百詩篇第11巻]]([[六行詩>この世紀のいずれかの年のための驚くべき予言]]58篇と四行詩2篇で、四行詩は91番、92番とされているが、内容は従来の91番、97番と同じ)、[[第12巻>百詩篇第12巻]](11篇)の順に収められている。 *所蔵先 -ドール市立図書館、ロシュフォール=スュル=メール市立図書館、リヨン市立図書館ミシェル・ショマラ文庫 -フィレンツェ国立図書館  マリオ・グレゴリオのサイトで公開されている。 *関連項目 -[[ミシェル・ノストラダムスの予言集 (ランドリオ)]] -[[ミシェル・ノストラダムスの予言集 (ランドリオ、ルセ)]] ---- #comment

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