Ponteroso

「Ponteroso」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

Ponteroso」(2020/06/09 (火) 00:05:39) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

 フランス語的でない綴りの地名。以下の説がある。 -[[アナトール・ル・ペルチエ]]は、教皇領にあった地名ポン・デ・サバン(Pont des Sabins, Pons-Roseus)と捉えていた。 -[[エドガー・レオニ]]は語源的には「赤い橋」の意味だとして、ブルッヘにある橋ではないかとした。 -レオニはもうひとつの可能性としてイタリア・ジェノヴァ近郊のポンテロッソ(Ponterosso)を挙げている。 -[[ピーター・ラメジャラー]]はポンテロッソの可能性のほか、ponte がラテン語の pontus から来ているのなら、「赤い海」=「紅海」の可能性があることを示している。 -[[ピエール・ブランダムール]]はコルシカ島の山モンテロッソ(Monterosso)の可能性を示している((Brind’Amour [1993] p.283))。 -[[ロジェ・プレヴォ]]は、ドイツの地名ローゼンハイムとみている。根拠を明示していないが、ローゼンハイムの「ローゼン」とそのラテン語名ポンス・オエニイ(Pons Oenii)の「ポンス」を組み合わせたものと見ているようである((Prévost [1999] p.107))。 *登場箇所 -[[百詩篇第8巻49番]] ---- #comment
 &bold(){Ponteroso}はおそらく地名だが、あまりフランス語的でない綴りに思われる。直接あてはまる場所はないようで、以下の説がある。 -[[アナトール・ル・ペルチエ]]は、教皇領にあった地名ポン・デ・サバン(Pont des Sabins, Pons-Roseus)と捉えていた。 -[[エドガー・レオニ]]は語源的には「赤い橋」の意味だとして、ブルッヘにある橋ではないかとした。 -レオニはもうひとつの可能性としてイタリア・ジェノヴァ近郊のポンテロッソ(Ponterosso)を挙げている。 -[[ピーター・ラメジャラー]]はポンテロッソの可能性のほか、ponte がラテン語の pontus から来ているのなら、「赤い海」=「紅海」の可能性があることを示している。 -[[ピエール・ブランダムール]]はコルシカ島の山モンテロッソ(Monterosso)の可能性を示している((Brind’Amour [1993] p.283))。 -[[ロジェ・プレヴォ]]は、ドイツの地名ローゼンハイムとみている。根拠を明示していないが、ローゼンハイムの「ローゼン」とそのラテン語名ポンス・オエニイ(Pons Oenii)の「ポンス」を組み合わせたものと見ているようである((Prévost [1999] p.107))。 *登場箇所 -[[詩百篇第8巻49番]] ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: