nerte

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 (la) &bold(){nerte} は[[百詩篇第7巻37番]]に登場する単語。DFE と LAF はともに銀梅花(ギンバイカ、ミルト)としている。銀梅花は月桂樹と並び、栄冠の象徴とされていた。  [[アナトール・ル・ペルチエ]]はロマン語で「黒みがかった、黒色」を意味する単語とした((Le Pelletier [1867b]))。[[エドガー・レオニ]]も古フランス語の nerte に「黒」の意味があったとし、それか、ギリシア語で「下部」を意味する nerthe ではないかとした((Leoni [1961]))。黒の類語とする読み方は[[ブリューノ・プテ=ジラール]]も踏襲した((Petey-Girard [2003]))。[[リチャード・シーバース]]の「夕暮れ」(gloaming) という訳も、この系統といえるのかもしれない。  [[ピーター・ラメジャラー]]や[[ジャン=ポール・クレベール]]はマルセイユ近郊の小さな港ラ・ネルト (La Nerthe, 現在はマルセイユ市内) と理解した((Clébert [2003], Lemesurier [2010]))。 ---- #comment
 (la) &bold(){nerte} は[[詩百篇第7巻37番>百詩篇第7巻37番]]に登場する単語。DFE と LAF はともに銀梅花(ギンバイカ、ミルト)としている。  銀梅花は月桂樹と並び、栄冠の象徴とされていた。  [[アナトール・ル・ペルチエ]]はロマン語で「黒みがかった、黒色」を意味する単語とした((Le Pelletier [1867b]))。  [[エドガー・レオニ]]も古フランス語の nerte に「黒」の意味があったとし、それか、ギリシア語で「下部」を意味する nerthe ではないかとした((Leoni [1961]))。  黒の類語とする読み方は[[ブリューノ・プテ=ジラール]]も踏襲した((Petey-Girard [2003]))。  [[リチャード・シーバース]]の「夕暮れ」(gloaming) という訳も、この系統といえるのかもしれない。  [[ピーター・ラメジャラー]]や[[ジャン=ポール・クレベール]]はマルセイユ近郊の小さな港ラ・ネルト (La Nerthe, 現在はマルセイユ市内) と理解した((Clébert [2003], Lemesurier [2010]))。 ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

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