somentrée

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 &bold(){somentrée} は[[百詩篇第10巻79番]]に登場する意味不明の語。従来、様々に解釈されてきた。 -[[アナトール・ル・ペルチエ]]はラテン語とフランス語を組み合わせた造語で summa- entrée (至高の入り口、最後の侵略)と解釈した((Le Pelletier [1867b]))。 -[[エドガー・レオニ]]は古フランス語の somentir (しくじる、逃げる)だと文脈に合わないとして、ギリシア語の symmetros (似通っている)に由来する語ではないかとした((Leoni [1961]))。symmetros とする読み方は[[ピーター・ラメジャラー]]も踏襲した((Lemesurier [2003b]))。英訳の時に like (~のように) を使った[[リチャード・シーバース]]も同じような立場であろうと考えられる。 -[[ジャン=ポール・クレベール]]はラテン語の summintrare (密かに入る)とした((Clébert [2003]))。  ただし、1568年版『予言集』の一部の伝本からするならば、son entrée (その入り口、彼の入市) の誤植の可能性がある。隣接する字の取り違えは古版本によく見られるものであり、n と m の違いはそうおかしなものではない。 ---- #comment

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