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『&bold(){トンデモ本の新世界 世界滅亡編}』は、[[と学会]]の著書。2012年に文芸社から刊行された。
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【画像】 カバー表紙
*内容
トンデモ本とは、「著者が意図したものとは異なる視点から読んで楽しめる本」((と学会『トンデモ本の大世界』アスペクト、p.22))を指す。この本は、「世界滅亡編」とある通り、人類滅亡や世界の破滅などを題材とした予言書・予言解釈書、フィクションなどに見られるトンデモ本・トンデモ映画などを対象としている。
全4章である。
-第1章 トンデモ終末予言の世界 ― 「えっ、あの人も」有名人編
-第2章 トンデモ終末予言の世界 ― その他、個性的な方々が続々と・・・編
-第3章 トンデモ終末後の世界 ― コミックス編
-第4章 トンデモ終末後の世界 ― 映画・ゲーム編
**ノストラダムス関連
第1章では、[[竹本忠雄]]著『[[秘伝ノストラダムス・コード]]』([[山本弘]])、[[五島勉]]著『未来仏ミロクの指は何を指しているか』(多田克己)がレビューされている(カッコ内はレビュアー。以下同じ)。
また、[[五島勉]]の[[『ノストラダムスの大予言』シリーズ]]のパロディである谷地淳平 著『清少納言の大予言』([[原田実]])もとりあげられている。
第2章では1998年に香港で刊行された予言解釈集で、表紙にノストラダムスの肖像画も使われている 星座小王子 著『2000年末世紀之謎』(原田実)が紹介されている。
第4章では幸福の科学の『ノストラダムス戦慄の啓示』が扱われている項目もあるが、これは他の幸福の科学の映画作品と一纏めにした紹介で、中心的な主題ではない。
*コメント
著書のコンセプトとして、あくまでもトンデモ本・映画などを笑えるかたちで紹介することに力点が置かれている分、ノストラダムスに関連する項目にしても、新しい情報を得る点ではさして役には立たない。ノストラダムス関連の事実関係には、当「大事典」で記述してある範囲を越える話はほとんどない。むしろどのような観点でその本を扱うかというレビュアーのエンターテインメント的手腕を楽しむものだろう。多くの項目はテンポが良く、その点では十分に楽しめる。
*書誌
:書名|トンデモ本の新世界 世界滅亡編
:著者|と学会
:版元|文芸社
:出版日|2012年12月1日
:注記|
**外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌(Bibliographie provisoire)
:Titre|Tondemo bon no shin sekai - Sekai metsubou hen (Traduction / Le nouveau monde de Livres eschatologiques formidables)
:Auteur|Togakkai
:Publication|Bungeisha
:Lieu|Tokyo, Japon
:Date|le 1&sup(){er} décembre 2012
:Note|
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#comment
『&bold(){トンデモ本の新世界 世界滅亡編}』は、[[と学会]]の著書。2012年に文芸社から刊行された。
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【画像】 カバー表紙
*内容
トンデモ本とは、「著者が意図したものとは異なる視点から読んで楽しめる本」((と学会『トンデモ本の大世界』アスペクト、p.22))を指す。この本は、「世界滅亡編」とある通り、人類滅亡や世界の破滅などを題材とした予言書・予言解釈書、フィクションなどに見られるトンデモ本・トンデモ映画などを対象としている。
全4章である。
-第1章 トンデモ終末予言の世界 ― 「えっ、あの人も」有名人編
-第2章 トンデモ終末予言の世界 ― その他、個性的な方々が続々と・・・編
-第3章 トンデモ終末後の世界 ― コミックス編
-第4章 トンデモ終末後の世界 ― 映画・ゲーム編
**ノストラダムス関連
第1章では、[[竹本忠雄]]著『[[秘伝ノストラダムス・コード]]』([[山本弘]])、[[五島勉]]著『未来仏ミロクの指は何を指しているか』(多田克己)がレビューされている(カッコ内はレビュアー。以下同じ)。
また、[[五島勉]]の[[『ノストラダムスの大予言』シリーズ]]のパロディである谷地淳平 著『清少納言の大予言』([[原田実]])もとりあげられている。
第2章では1998年に香港で刊行された予言解釈集で、表紙にノストラダムスの肖像画も使われている 星座小王子 著『2000年末世紀之謎』(原田実)が紹介されている。
第4章では幸福の科学の『ノストラダムス戦慄の啓示』が扱われている項目もあるが、これは他の幸福の科学の映画作品と一纏めにした紹介で、中心的な主題ではない。
*コメント
著書のコンセプトとして、あくまでもトンデモ本・映画などを笑えるかたちで紹介することに力点が置かれている分、ノストラダムスに関連する項目にしても、新しい情報を得る点ではさして役には立たない。ノストラダムス関連の事実関係には、当「大事典」で記述してある範囲を越える話はほとんどない。むしろどのような観点でその本を扱うかというレビュアーのエンターテインメント的手腕を楽しむものだろう。多くの項目はテンポが良く、その点では十分に楽しめる。
*書誌
:書名|トンデモ本の新世界 世界滅亡編
:著者|と学会
:版元|文芸社
:出版日|2012年12月1日
:注記|
**外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌(Bibliographie provisoire)
:Titre|Tondemo bon no shin sekai - Sekai metsubou hen (Traduction / Le nouveau monde de Livres eschatologiques formidables)
:Auteur|Togakkai
:Publication|Bungeisha
:Lieu|Tokyo, Japon
:Date|le 1&sup(){er} décembre 2012
:Note|
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