Romanie

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 &bold(){Romanie} はノストラダムスの予言に何度か登場する地名。[[リチャード・シーバース]]はことごとくルーマニア (ロムニア România, フランス式には Roumanie) の綴りの揺れとみなした。当時は o と ou が交換可能であったので、もっとも素直な読み方といえるだろう。ただし、シーバースは、解釈に際して神聖ローマ帝国と解釈しているケースがある。 -[[ピーター・ラメジャラー]]の訳では、語源に遡った本来の意味である 「ローマの土地」(ローマの支配地域) として訳している箇所が複数ある。 -[[マリニー・ローズ]]によると、十字軍が建てたラテン帝国もかつて Romania と呼ばれたという((Rose [2002c]))。 -[[エドガー・レオニ]]は、神聖ローマ帝国、イタリアのロマーニャ地方、教皇領(ローマ教皇庁の土地)の3通りの可能性を挙げていた((Leoni [1961]))。 -中世史の用語として Romania は、ロマンス諸語(俗ラテン語から派生した諸語。フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、プロヴァンス語、ルーマニア語など)の話される地域を指す言葉として使われる((ラベール/セール『100語でわかる西欧中世』文庫クセジュ))。 *登場箇所 -[[百詩篇第4巻82番]] -[[百詩篇第5巻50番]] -[[百詩篇第8巻60番]]  ほかに[[百詩篇第4巻36番]]では、イタリアのロマーニャ地方(Romagna, フランス式には Romagne, ラテン語では Romania) の綴りの揺れとして、増補版以降の異文で登場している。  また、本物かは未確定だが、[[シャストゥイユが伝えた百詩篇]]の[[断片2番>百詩篇断片・2番]]にも登場している。 ---- #comment
 &bold(){Romanie} はノストラダムスの予言に何度か登場する地名。  [[リチャード・シーバース]]はことごとくルーマニア (ロムニア România, フランス式には Roumanie) の綴りの揺れとみなした。当時は o と ou が交換可能であったので、もっとも素直な読み方といえるだろう。  ただし、シーバースは、解釈に際して神聖ローマ帝国と解釈しているケースがある。 -[[ピーター・ラメジャラー]]の訳では、語源に遡った本来の意味である 「ローマの土地」(ローマの支配地域) として訳している箇所が複数ある。 -[[マリニー・ローズ]]によると、十字軍が建てたラテン帝国もかつて Romania と呼ばれたという((Rose [2002c]))。 -[[エドガー・レオニ]]は、神聖ローマ帝国、イタリアのロマーニャ地方、教皇領(ローマ教皇庁の土地)の3通りの可能性を挙げていた((Leoni [1961]))。 -中世史の用語として Romania は、ロマンス諸語(俗ラテン語から派生した諸語。フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、プロヴァンス語、ルーマニア語など)の話される地域を指す言葉として使われる((ラベール/セール『100語でわかる西欧中世』文庫クセジュ))。 *登場箇所 -[[詩百篇第4巻82番>百詩篇第4巻82番]] -[[詩百篇第5巻60番>百詩篇第5巻50番]] -[[詩百篇第8巻60番]]  ほかに[[詩百篇第4巻36番]]では、イタリアのロマーニャ地方(Romagna, フランス式には Romagne, ラテン語では Romania) の綴りの揺れとして、増補版以降の異文で登場している。  また、本物かは未確定だが、[[シャストゥイユが伝えた詩百篇>シャストゥイユが伝えた百詩篇]]の[[断片2番>百詩篇断片・2番]]にも登場している。 ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

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