天から恐怖の大王が降りてくる (二見書房)

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 『&bold(){天から恐怖の大王が降りてくる - ノストラダムスの遺言書}』は、1986年に二見書房から刊行された[[ダニエル・ルソ]](同書では「ダニエル・ルゾー」と表記) の著書。1983年に出されていた 『[[ノストラダムスの遺言書>ノストラダムスの遺言書 (二見書房)]]』 の改題版である。 *内容  序章を入れれば全8章の構成である。 -序章 人類はすでに滅亡の準備を始めている -第1章 遺言書によって初めて暴かれる予言の謎 -第2章 息子セザールへの手紙に隠された秘密 -第3章 ノストラダムスは偽名だった -第4章 予言詩を解く一八の鍵 -第5章 一九八五年七月救世主セザール誕生 -第6章 これが地球脱出計画だ -第7章 一九八六年、滅亡への秒読みが始まった  1983年版に比べると第7章が追加されているが、それは1985年から1986年の事故・天災などを列挙して、読者の不安を煽るだけの章である。  監修者あとがきも段落がひとつ差し替えになっている。「一九八三年、新しい年は新しい希望とともに始まった。しかしすぐに暗いニュースが飛び込んできた」((『ノストラダムスの遺言書』p.263))で始まり、キラウェア火山の噴火や三宅島の群発地震などの天災を列挙していた段落が、「一九八六年、新しい年は新しい希望とともに始まった。しかしすぐに暗いニュースが飛び込んできた」((『天から恐怖の大王が降りてくる』p.278))として、チャレンジャー号の事故やチェルノブイリ原発事故などを列挙する段落に差し替えられているのである。 *コメント  基本的な問題点は『[[ノストラダムスの遺言書>ノストラダムスの遺言書 (二見書房)]]』で述べたことと同じなので割愛する。  改版に当たって少しでも原書の「書誌編」が訳されていたらどんなに良かったか分からないが、そうしたまともな情報の代わりに実際に追加された第7章を見れば、当時の日本のノストラダムス「研究」のレベルでは、期待するだけ無駄だったことがよく分かる。 *書誌 :書名|天から恐怖の大王が降りてくる :副題|ノストラダムスの遺言書 :著者|ダニエル・ルゾー :監修者|流智明 :版元|二見書房 :出版日|1986年6月20日 :注記|『[[ノストラダムスの遺言書>ノストラダムスの遺言書 (二見書房)]]』(二見書房、1983年)の改題版。 **外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌(Bibliographie provisoire) :Titre|Ten kara Kyôfu no Daiô ga oritekuru (traduction / Un grand Roi d’effrayeur descendra du Ciel.) :Sous-titre| Nostradamus no Yuigonsho (traduction / Le testament de Nostradamus) :Auteur|Daniel RUZO :Directeur|NAGARE Tomoaki :Publication|Futami shobô :Lieu|Tokyo :Date|le 20 juin 1986 :Note|Edition revue du livre de [[ノストラダムスの遺言書>ノストラダムスの遺言書 (二見書房)]] (Traduction d’extraits en japonais du livre de Daniel Ruzo, &italic(){Le Testament de Nostradamus}, 1982) *外部リンク -[[Amazonの商品ページ>>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576860682/sumaru-22/ref=nosim]] ---- &bold(){コメントらん} 以下のコメント欄は[[コメントの著作権および削除基準>著作権について]]を了解の上でご使用ください。なお、当「大事典」としては、以下に投稿されたコメントの信頼性などをなんら担保するものではありません (当「大事典」管理者である sumaru 自身によって投稿されたコメントを除く)。 - リュゾは一週間で始まるのが、月・火・水~日なのは何故? と言ってたような・・・ 手元にはないから確認できない。違ったら削除してかまわない。 そんなの簡単、月‐火、水‐木、金‐土、左側は内惑星、右側は外惑星。 -- とある信奉者 (2013-03-08 22:15:53) #comment
 『&bold(){天から恐怖の大王が降りてくる - ノストラダムスの遺言書}』は、1986年に二見書房から刊行された[[ダニエル・ルソ]](同書では「ダニエル・ルゾー」と表記) の著書。1983年に出されていた 『[[ノストラダムスの遺言書>ノストラダムスの遺言書 (二見書房)]]』 の改題版である。 #amazon(4576860682) 【画像】カバー表紙 *内容  序章を入れれば全8章の構成である。 -序章 人類はすでに滅亡の準備を始めている -第1章 遺言書によって初めて暴かれる予言の謎 -第2章 息子セザールへの手紙に隠された秘密 -第3章 ノストラダムスは偽名だった -第4章 予言詩を解く一八の鍵 -第5章 一九八五年七月救世主セザール誕生 -第6章 これが地球脱出計画だ -第7章 一九八六年、滅亡への秒読みが始まった  1983年版に比べると第7章が追加されているが、それは1985年から1986年の事故・天災などを列挙して、読者の不安を煽るだけの章である。  監修者あとがきも段落がひとつ差し替えになっている。「一九八三年、新しい年は新しい希望とともに始まった。しかしすぐに暗いニュースが飛び込んできた」((『ノストラダムスの遺言書』p.263))で始まり、キラウェア火山の噴火や三宅島の群発地震などの天災を列挙していた段落が、「一九八六年、新しい年は新しい希望とともに始まった。しかしすぐに暗いニュースが飛び込んできた」((『天から恐怖の大王が降りてくる』p.278))として、チャレンジャー号の事故やチェルノブイリ原発事故などを列挙する段落に差し替えられているのである。 *コメント  基本的な問題点は『[[ノストラダムスの遺言書>ノストラダムスの遺言書 (二見書房)]]』で述べたことと同じなので割愛する。  改版に当たって少しでも原書の「書誌編」が訳されていたらどんなに良かったか分からないが、そうしたまともな情報の代わりに実際に追加された第7章を見れば、当時の日本のノストラダムス「研究」のレベルでは、期待するだけ無駄だったことがよく分かる。 *書誌 :書名|天から恐怖の大王が降りてくる :副題|ノストラダムスの遺言書 :著者|ダニエル・ルゾー :監修者|流智明 :版元|二見書房 :出版日|1986年6月20日 :注記|『[[ノストラダムスの遺言書>ノストラダムスの遺言書 (二見書房)]]』(二見書房、1983年)の改題版。 **外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌(Bibliographie provisoire) :Titre|Ten kara Kyôfu no Daiô ga oritekuru (traduction / Un grand Roi d’effrayeur descendra du Ciel.) :Sous-titre| Nostradamus no Yuigonsho (traduction / Le testament de Nostradamus) :Auteur|Daniel RUZO :Directeur|NAGARE Tomoaki :Publication|Futami shobô :Lieu|Tokyo :Date|le 20 juin 1986 :Note|Edition revue du livre de [[ノストラダムスの遺言書>ノストラダムスの遺言書 (二見書房)]] (Traduction d’extraits en japonais du livre de Daniel Ruzo, &italic(){Le Testament de Nostradamus}, 1982) ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。 ---- &bold(){コメントらん} 以下に投稿されたコメントは&u(){書き込んだ方々の個人的見解であり}、当「大事典」としては、その信頼性などをなんら担保するものではありません。  なお、現在、コメント書き込みフォームは撤去していますので、新規の書き込みはできません。 - リュゾは一週間で始まるのが、月・火・水~日なのは何故? と言ってたような・・・ 手元にはないから確認できない。違ったら削除してかまわない。 そんなの簡単、月‐火、水‐木、金‐土、左側は内惑星、右側は外惑星。 -- とある信奉者 (2013-03-08 22:15:53)

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