モンテリマール

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 &bold(){モンテリマール} (Montélimar) は、フランス南東部の都市で、ドローム県の西部に位置する。ラテン語の古称はアクヌム・アクキオ (Acunum Acucio)、モンティリウム・アドヘマリ (Montilium Adhemari) など複数ある((『コンサイス外国地名事典』第3版))。後者はモンテリマールに繋がった名称だが、語源はアデマール (Adhémar) という人名だという((DNLF, p.475))。史跡などには12世紀のアデマール城跡、16世紀のナルボンヌ塔がある((『ブリタニカ国際大百科事典』))。  ローヌ川とルビオン川 (Roubion, ローヌの支流のひとつ) の合流点に位置しており、1957年にはモンテリマール・ダムと発電所が建設された。    現在はヌガー (飴の一種)、厚紙などの生産で知られるほか、農村地帯における商業中心地としても機能している((『コンサイス外国地名事典』、『ブリタニカ国際大百科事典』))。 #amazon(B00231F6YE) 【画像】 ミルクチョコレートでモンテリマールのヌガーをコーディングした菓子 *ノストラダムス関連  ノストラダムスが晩年を過ごしていた[[サロン=ド=プロヴァンス]]から[[リヨン]]に行く場合、ローヌ川沿いを遡上するルートをとればモンテリマールを通過することになるので、おそらく直接訪れたこともあったのだろうが、実証的な研究でこの町との接点を裏付ける史料が紹介されたことはないようである。  『予言集』では[[百詩篇第4巻42番]]でモンリマール (Montlimard) という若干変則的な綴りで言及されている。また、[[百詩篇第9巻68番]]に一度だけ登場する (le) [[mont Aymar]]という語がモンテリマールを意味することは、実証的な論者の間でほぼ定説化している。  モンテリマール周辺では1547年5月に非常に大きな地震があった。歴史的出典を重視する立場ではノストラダムスはその印象が強かったと考えられており、[[百詩篇第9巻83番]]、[[百詩篇第10巻67番]]などに描かれた5月の地震のモデルがそれであることは、ほぼ疑いのないところとされている。 #googlemaps(){<iframe width="425" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode=&q=%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%AB&sll=35.400689,139.375825&sspn=0.527235,0.616608&ie=UTF8&hq=&hnear=Mont%C3%A9limar,+Dr%C3%B4me,+Rhone-Alpes,+France&ll=44.556944,4.749496&spn=0.074152,0.114772&t=m&iwloc=A&brcurrent=3,0x0:0x0,0&output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=embed&hl=ja&geocode=&q=%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%AB&sll=35.400689,139.375825&sspn=0.527235,0.616608&ie=UTF8&hq=&hnear=Mont%C3%A9limar,+Dr%C3%B4me,+Rhone-Alpes,+France&ll=44.556944,4.749496&spn=0.074152,0.114772&t=m&iwloc=A&brcurrent=3,0x0:0x0,0" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small>} ---- #comment
 &bold(){モンテリマール} (Montélimar) は、フランス南東部の都市で、ドローム県の西部に位置する。  ラテン語の古称はアクヌム・アクキオ (Acunum Acucio)、モンティリウム・アドヘマリ (Montilium Adhemari) など複数ある((『コンサイス外国地名事典』第3版))。  後者はモンテリマールに繋がった名称だが、語源はアデマール (Adhémar) という人名だという((DNLF, p.475))。史跡などには12世紀のアデマール城跡、16世紀のナルボンヌ塔がある((『ブリタニカ国際大百科事典』))。  ローヌ川とルビオン川 (Roubion, ローヌの支流のひとつ) の合流点に位置しており、1957年にはモンテリマール・ダムと発電所が建設された。    現在はヌガー(飴の一種)、厚紙などの生産で知られるほか、農村地帯における商業中心地としても機能している((『コンサイス外国地名事典』、『ブリタニカ国際大百科事典』))。 #amazon(B00231F6YE) 【画像】 ミルクチョコレートでモンテリマールのヌガーをコーディングした菓子 *ノストラダムス関連  ノストラダムスが晩年を過ごしていた[[サロン=ド=プロヴァンス]]から[[リヨン]]に行く場合、ローヌ川沿いを遡上するルートをとればモンテリマールを通過することになる。  そのため、おそらく直接訪れたこともあったのだろうが、実証的な研究でこの町との接点を裏付ける史料が紹介されたことはないようである。  『予言集』では[[詩百篇第4巻42番]]でモンリマール (Montlimard) という若干変則的な綴りで言及されている。また、[[詩百篇第9巻68番]]に一度だけ登場する (le) [[mont Aymar]]という語がモンテリマールを意味することは、実証的な論者の間でほぼ定説化している。  モンテリマール周辺では1547年5月に非常に大きな地震があった。  歴史的出典を重視する立場ではノストラダムスはその印象が強かったと考えられており、[[詩百篇第9巻83番]]、[[詩百篇第10巻67番]]などに描かれた5月の地震のモデルがそれであることは、ほぼ疑いのないところとされている。 *地図 #googlemaps(){<iframe src="https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d45489.22790404285!2d4.7454174!3d44.55453345!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x12b56b20487d3a55%3A0x385db27efaf255c0!2z44OV44Op44Oz44K5IOOAkjI2MjAwIOODouODs-ODhuODquODnuODvOODqw!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1585989756939!5m2!1sja!2sjp" width="600" height="450" frameborder="0"></iframe>} ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

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