auxelle

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 &bold(){auxelle} は[[百詩篇第8巻27番]]に登場する語。以下の可能性が指摘されている。 -[[アナトール・ル・ペルチエ]]は、ギリシア語 auxèsis からで「増加」の意味か、ラテン語の auxilium (援助) の意味ではないかとした((Le Pelletier [1867b))。 -[[エドガー・レオニ]]は、ラテン語の auxiliarus からとして、「補助的な、付加的な」 の意味と解釈した((Leoni [1961/1982]))。 -[[マリニー・ローズ]]は地名のオセル (Auxelles) のことと解釈した((Rose [2002c]))。オセルはフランス東部ベルフォール県(ベルフォール特別区)の町で、ヨンヌ県のオセール (Auxerre) とは別である。 -[[ロジェ・プレヴォ]]は aurelle の誤記と見なして、voye aurelle はアウレリア街道 (Via Aurelia) のことと解釈した((Prévost [1999] p.181))。[[ジャン=ポール・クレベール]]もこの読みを紹介した((Clébert [2003]))。 -[[ピーター・ラメジャラー]]は、voye auxelle を voye aus (= aux?) eaux と読み替えて、「水道」の意味に理解した((Lemesurier [2003b]))。[[リチャード・シーバース]]は詳細な読み方を説明していないが、同じように英訳している((Sieburth [2012]))。 ---- #comment
 &bold(){auxelle} は[[百詩篇第8巻27番]]に登場する語。以下の可能性が指摘されている。 -[[アナトール・ル・ペルチエ]]は、ギリシア語 auxèsis からで「増加」の意味か、ラテン語の auxilium (援助) の意味ではないかとした((Le Pelletier [1867b))。 -[[エドガー・レオニ]]は、ラテン語の auxiliarus からとして、「補助的な、付加的な」 の意味と解釈した((Leoni [1961/1982]))。 -[[マリニー・ローズ]]は地名のオセル (Auxelles) のことと解釈した((Rose [2002c]))。オセルはフランス東部ベルフォール県(ベルフォール特別区)の町で、ヨンヌ県のオセール (Auxerre) とは別である。 -[[ロジェ・プレヴォ]]は aurelle の誤記と見なして、voye aurelle はアウレリア街道 (Via Aurelia) のことと解釈した((Prévost [1999] p.181))。[[ジャン=ポール・クレベール]]もこの読みを紹介した((Clébert [2003]))。 -[[ピーター・ラメジャラー]]は、voye auxelle を voye aus (= aux?) eaux と読み替えて、「水道」の意味に理解した((Lemesurier [2003b]))。[[リチャード・シーバース]]は詳細な読み方を説明していないが、同じように英訳している((Sieburth [2012]))。 ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

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