munisme

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 &bold(){munisme} は[[百詩篇第6巻23番]]に一度だけ登場する語。  [[ピーター・ラメジャラー]]や[[ジャン=ポール・クレベール]]は numisme の誤植と見なしている((Lemesurier [2003b], Clébert [2003]))。numisme 自体、フランス語にはないが、彼らはそれをラテン語の numisma (貨幣や、その刻印) のフランス語化と見なしている。numisme という語は[[百詩篇集]]での使用例はほかにないが、暦書に掲載された[[アントワーヌ・ド・ヴァンドームへの献辞]]の中では使用されており、ノストラダムスの語彙に含まれていたことは確実である。  一方、[[アナトール・ル・ペルチエ]]はこれをそのまま munisme と読み、ラテン語の munimen (城壁、稜堡) に由来する語と解釈していた((Le Pelletier [1867b]))。ル・ペルチエの誤りを多く指摘している[[マリニー・ローズ]]も、この語に関しては同じ系統の読みをしていた((Rose [2002c]))。 ---- #comment
 &bold(){munisme} は[[詩百篇第6巻23番>百詩篇第6巻23番]]に一度だけ登場する語。  [[ピーター・ラメジャラー]]や[[ジャン=ポール・クレベール]]は numisme の誤植と見なしている((Lemesurier [2003b], Clébert [2003]))。numisme 自体、フランス語にはないが、彼らはそれをラテン語の numisma (貨幣や、その刻印) のフランス語化と見なしている。  numisme という語にしても、[[詩百篇集]]での使用例はないものの、暦書に掲載された[[アントワーヌ・ド・ヴァンドームへの献辞]]の中では使用されており、ノストラダムスの語彙に含まれていたことは確実である。  一方、[[アナトール・ル・ペルチエ]]はこれをそのまま munisme と読み、ラテン語の munimen (城壁、稜堡) に由来する語と解釈していた((Le Pelletier [1867b]))。  ル・ペルチエの誤りを多く指摘している[[マリニー・ローズ]]も、この語に関しては、ル・ペルチエと同じ系統の読みをしていた((Rose [2002c]))。 ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

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