ナポリ

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 &bold(){ナポリ} (Napoli) は、イタリア、カンパーニア州の州都であり、ナポリ県の県庁所在地である。イタリア南部の中心都市として、古代ギリシアの植民都市以来の長い歴史を持つ。現名ナポリの語源は新しい都市の意味を持つ古代ギリシア名称「ネアポリス」である。  フランス語名はナプル (Naples)。 #amazon(4106020831) 【画像】『ナポリと南イタリアを歩く』 *概要  ヴェズヴィオ山付近のナポリ湾に面し、サルデーニャ島やシチリア島に渡る際の基点となる港町である。  紀元前5世紀に古代ギリシアの植民都市が建設され、前326年にローマに支配されたが、ギリシア的諸慣習は維持された。12世紀以降、18世紀に至るまで7つの王家に支配された。  1282年にアンジュー家の王を戴くナポリ王国が成立し、ナポリはその首都となった。14世紀のロベルト賢王の時代には文芸が保護され、大いに栄えたが、1442年にアラゴン王・シチリア王のアルフォンソ5世の軍門に下った。15世紀末にはナポリ王国の王位継承権を大義名分として、フランス王シャルル8世がイタリア戦争を開始している。  16世紀初頭からはスペイン王がナポリ王を兼ねる体制が成立していた。  現在のナポリには中世から近代にかけて建造された数々の歴史的建造物が残り、1995年には「ナポリ歴史地区」として、ユネスコの世界遺産リストにも加えられた。ナポリ湾やヴェズヴィオ山を擁する風光明媚な観光都市として知られ、「ナポリを見て死ね」(Voir Naples et mourir) という言葉も有名である((以上は『コンサイス外国地名事典』第3版、『ブリタニカ国際大百科事典 小項目電子辞書版』、『ミシュラン・グリーンガイド イタリア』、『すべてがわかる世界遺産大事典・下』などを参照した。))。 *ノストラダムス関連  ノストラダムスは何度かイタリアに足を伸ばしていたが、ナポリに立ち寄ったことを直接示す史料はないようである。  [[詩百篇集]]では、以下の詩篇で直接的に言及されている。 -[[詩百篇第1巻11番]] -[[詩百篇第2巻16番]] -[[詩百篇第3巻25番]] -[[詩百篇第3巻74番]] -[[詩百篇第5巻43番]] -[[詩百篇第7巻6番>百詩篇第7巻6番]] -[[詩百篇第8巻9番]]  このほか、[[詩百篇第1巻87番]]、[[詩百篇第6巻97番>百詩篇第6巻97番]]、[[詩百篇第10巻49番]]などに登場する「新しい都市」がナポリを指している可能性が指摘されており、特に第1巻87番の場合、実証的な論者たちの間ではほぼ定説化している。 *地図 #googlemaps(){<iframe src="https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d96570.15566107836!2d14.246602349999998!3d40.85393345!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x133b0866db7afaeb%3A0xd23a43cc658cb87e!2z44Kk44K_44Oq44KiIOODiuODneODqg!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1620786664575!5m2!1sja!2sjp" width="600" height="450"></iframe>} ---- #comment
 &bold(){ナポリ} (Napoli) は、イタリア、カンパーニア州の州都であり、ナポリ県の県庁所在地である。イタリア南部の中心都市として、古代ギリシアの植民都市以来の長い歴史を持つ。  現名ナポリの語源は新しい都市の意味を持つ古代ギリシア名称「ネアポリス」である。フランス語名はナプル (Naples)。 #amazon(4106020831) 【画像】『ナポリと南イタリアを歩く』 *概要  ヴェズヴィオ山付近のナポリ湾に面し、[[サルデーニャ島]]や[[シチリア島]]に渡る際の基点となる港町である。  紀元前5世紀に古代ギリシアの植民都市が建設され、前326年にローマに支配されたが、ギリシア的諸慣習は維持された。12世紀以降、18世紀に至るまで7つの王家に支配された。  1282年にアンジュー家の王を戴くナポリ王国が成立し、ナポリはその首都となった。14世紀のロベルト賢王の時代には文芸が保護され、大いに栄えたが、1442年にアラゴン王・シチリア王のアルフォンソ5世の軍門に下った。15世紀末にはナポリ王国の王位継承権を大義名分として、フランス王シャルル8世がイタリア戦争を開始している。  16世紀初頭からはスペイン王がナポリ王を兼ねる体制が成立していた。  現在のナポリには中世から近代にかけて建造された数々の歴史的建造物が残り、1995年には「ナポリ歴史地区」として、ユネスコの世界遺産リストにも加えられた。  ナポリ湾やヴェズヴィオ山を擁する風光明媚な観光都市として知られ、「ナポリを見て死ね」(Voir Naples et mourir, ナポリを見ないまま死ぬな) という言葉も有名である((以上は『コンサイス外国地名事典』第3版、『ブリタニカ国際大百科事典 小項目電子辞書版』、『ミシュラン・グリーンガイド イタリア』、『すべてがわかる世界遺産大事典・下』などを参照した。))。 *ノストラダムス関連  ノストラダムスは何度かイタリアに足を伸ばしていたが、ナポリに立ち寄ったことを直接示す史料はないようである。  [[詩百篇集]]では、以下の詩篇で直接的に言及されている。 -[[詩百篇第1巻11番]] -[[詩百篇第2巻16番]] -[[詩百篇第3巻25番]] -[[詩百篇第3巻74番]] -[[詩百篇第5巻43番]] -[[詩百篇第7巻6番>百詩篇第7巻6番]] -[[詩百篇第8巻9番]]  このほか、[[詩百篇第1巻87番]]、[[詩百篇第6巻97番>百詩篇第6巻97番]]、[[詩百篇第10巻49番]]などに登場する「新しい都市」がナポリを指している可能性が指摘されており、特に第1巻87番の場合、実証的な論者たちの間ではほぼ定説化している。 *地図 #googlemaps(){<iframe src="https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d96570.15566107836!2d14.246602349999998!3d40.85393345!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x133b0866db7afaeb%3A0xd23a43cc658cb87e!2z44Kk44K_44Oq44KiIOODiuODneODqg!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1620786664575!5m2!1sja!2sjp" width="600" height="450"></iframe>} ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

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