シャロン

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 &bold(){シャロン=シュル=ソーヌ} (Chalon-sur-Saône) はソーヌ=エ=ロワール県の都市。 *概要  ソーヌ川北西岸に発達した河港都市で、古代ローマ時代の名称はカビロヌム (Cabillonum)で、6世紀にブルグンド王国の首都となった。のちブルゴーニュ公領となり、13世紀以降は大市の開催都市として繁栄した。 サントル運河の起点であり、18世紀以降は工業都市として発展した((以上は、『ミシュラン・グリーンガイド フランス』、『ブリタニカ国際大百科事典・小項目電子辞書版』、『コンサイス外国地名事典』第3版を基にした。))。 *ノストラダムス関連  『予言集』では単にシャロン (Chalon) として言及されている。  フランスにはよく似た綴りで同じ発音のシャロン=アン=シャンパーニュ (Châlons-en-Champagne, 旧 Châlons-sur-Marne) もある。しかし、『予言集』の登場箇所(正篇に限れば[[初版>ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1555年リヨン)]]に集中している) の文脈および綴り方 (シャンパーニュ地方のシャロンは16世紀に Chaslons とか Chaalons と綴った((Brind'Amour [1996] p.78))) を考慮に入れた場合、正篇の3箇所は全てシャロン=シュル=ソーヌとされている。  補遺篇のほうも、近隣の地名とともに登場しているので、シャロン=アン=シャンパーニュの確率は低いだろう。  そうしたことから、『予言集』にはソーヌ川沿い以外のシャロンは出てこないものと見なして差し支えないと思われる。 **登場箇所 -[[百詩篇第1巻22番]] -[[百詩篇第3巻69番]] -[[百詩篇第4巻17番]] -[[百詩篇第11巻97番]] ---- #comment
 &bold(){シャロン=シュル=ソーヌ} (Chalon-sur-Saône) はソーヌ=エ=ロワール県の都市。 *概要  ソーヌ川北西岸に発達した河港都市で、古代ローマ時代の名称はカビロヌム (Cabillonum)で、6世紀にブルグンド王国の首都となった。のちブルゴーニュ公領となり、13世紀以降は大市の開催都市として繁栄した。 サントル運河の起点であり、18世紀以降は工業都市として発展した((以上は、『ミシュラン・グリーンガイド フランス』、『ブリタニカ国際大百科事典・小項目電子辞書版』、『コンサイス外国地名事典』第3版を基にした。))。 *ノストラダムス関連  『予言集』では単にシャロン (Chalon) として言及されている。  フランスにはよく似た綴りで同じ発音のシャロン=アン=シャンパーニュ (Châlons-en-Champagne, 旧シャロン=シュル=マルヌ Châlons-sur-Marne) もある。  しかし、『予言集』の登場箇所(正篇に限れば[[初版>ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (1555年リヨン)]]に集中している)の文脈および綴り方(シャンパーニュ地方のシャロンは16世紀に Ch&bold(){as}lons とか Ch&bold(){aa}lons と綴った((Brind'Amour [1996] p.78))) を考慮に入れた場合、正篇の3箇所は全てシャロン=シュル=ソーヌとされている。  補遺篇のほうも、近隣の地名とともに登場しているので、シャロン=アン=シャンパーニュの確率は低いだろう。  そうしたことから、『予言集』にはソーヌ川沿い以外のシャロンは出てこないものと見なして差し支えないと思われる。 **登場箇所 -[[詩百篇第1巻22番]] -[[詩百篇第3巻69番>百詩篇第3巻69番]] -[[詩百篇第4巻17番]] -[[詩百篇第11巻97番]] ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

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