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&bold(){トリカブト} (Aconitum) は、キンポウゲ科トリカブト属の植物の総称。塊根に猛毒がある。
漢方では主根を烏頭(うず)、側根を附子(ぶし)と呼んで鎮痛剤などに用いる((『大辞泉』『百科事典マイペディア』))。附子は猛毒として古来知られ、日本では養老律令にも鴆毒(ちんどく)、冶葛(やかつ)とともに三毒としてその名がある((船山信次『毒と薬の世界史』p.28))。
ヨーロッパでも古くから知られ、中世の家政書 『パリの家長』(1393年頃) では、ヨウシュトリカブト (Aconitum napellus) が殺鼠剤の原料として挙げられている((マーガレット・フリーマン『西洋中世ハーブ事典』p.134))。
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【画像】 アポイトリカブト (ヒダカトリカブト)
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【画像】 『西洋中世ハーブ事典』
*ノストラダムス関連
[[百詩篇第4巻71番]]で 「花嫁」 の殺害に使われる毒として言及されている。
『[[化粧品とジャム論]]』などでも言及されているのかもしれないが、精査していないので、当「大事典」では未確認である。
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&bold(){トリカブト} (Aconitum) は、キンポウゲ科トリカブト属の植物の総称。塊根に猛毒がある。
漢方では主根を烏頭(うず)、側根を附子(ぶし)と呼んで鎮痛剤などに用いる((『大辞泉』『百科事典マイペディア』))。附子は猛毒として古来知られ、日本では養老律令にも鴆毒(ちんどく)、冶葛(やかつ)とともに三毒としてその名がある((船山信次『毒と薬の世界史』p.28))。
ヨーロッパでも古くから知られ、中世の家政書 『パリの家長』(1393年頃) では、ヨウシュトリカブト (Aconitum napellus) が殺鼠剤の原料として挙げられている((マーガレット・フリーマン『西洋中世ハーブ事典』p.134))。
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【画像】 『西洋中世ハーブ事典』
*ノストラダムス関連
[[詩百篇第4巻71番>百詩篇第4巻71番]]で 「花嫁」 の殺害に使われる毒として言及されている。
『[[化粧品とジャム論]]』などでも言及されているのかもしれないが、精査していないので、当「大事典」では未確認である。
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