メドゥーサ

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 &bold(){メドゥーサ} (Medousa) はギリシア神話に登場する三姉妹ゴルゴンの一人。髪は蛇になっていて、その目を見た者は石になってしまうという伝説で知られている。フランス語では&bold(){メデューズ} (Méduse)で、一般名詞としてはクラゲの意味である。  語源は 「支配・統治する女性」 の意味で、ギリシアの先住民族が崇拝した女神の一柱であったらしい。しかし、神話では、美しい女性だったものが、海神ポセイドンと逢瀬を重ねたために女神アテナの怒りを買い、怪物の姿に変えられたことや、鏡を活用して邪視を避けた英雄ペルセウスに首を刎ねられたことなどが語られている。  古代においてメドゥーサの首は、魔除けなどの効果を持つデザインとして、様々な工芸品などに彫られた((以上は呉茂一『ギリシア神話(上)』pp.371-372、松平俊久『図説ヨーロッパ怪物文化誌事典』による。))。  ローマ皇帝セプティミウス・セウェルスが築いた都市レプティス・マグナ (リビアの世界遺産) の公共広場にも、メドゥーサの首が飾られており、現存する自治体でもイタリアの[[シチリア自治州>シチリア島]]、ベルギーのフェリエール、チェコのドハリツェなど、複数の自治体の紋章の図柄に取り入れられている(([[Category:Medusa in heraldry>>https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Medusa_in_heraldry]](Wikimedia commons)))。  サブカルチャーの領域でも、蛇の髪や石化させる視線などは広く知られたモチーフとなっている。 #amazon(B002V8GXC8) 【画像】 聖闘士聖衣神話 ぺルセウスアルゴル #amazon(B0011EZG30) 【画像】 バービー・アズ・メデューサ *ノストラダムス関連  [[詩百篇第9巻84番]]に登場する Medusin はメドゥーサの変形であると見なされている。 ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
 &bold(){メドゥーサ} (Medousa) はギリシア神話に登場する三姉妹ゴルゴンの一人。髪は蛇になっていて、その目を見た者は石になってしまうという伝説で知られている。フランス語では&bold(){メデューズ} (Méduse)で、一般名詞としてはクラゲの意味である。  語源は 「支配・統治する女性」 の意味で、ギリシアの先住民族が崇拝した女神の一柱であったらしい。しかし、神話では、美しい女性だったものが、海神ポセイドンと逢瀬を重ねたために女神アテナの怒りを買い、怪物の姿に変えられたことや、鏡を活用して邪視を避けた英雄ペルセウスに首を刎ねられたことなどが語られている。  古代においてメドゥーサの首は、魔除けなどの効果を持つデザインとして、様々な工芸品などに彫られた((以上は呉茂一『ギリシア神話(上)』pp.371-372、松平俊久『図説ヨーロッパ怪物文化誌事典』による。))。  ローマ皇帝セプティミウス・セウェルスが築いた都市レプティス・マグナ (リビアの世界遺産) の公共広場にも、メドゥーサの首が飾られており、現存する自治体でもイタリアの[[シチリア自治州>シチリア島]]、ベルギーのフェリエール、チェコのドハリツェなど、複数の自治体の紋章の図柄に取り入れられている(([[Category:Medusa in heraldry>>https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Medusa_in_heraldry]](Wikimedia commons)))。  サブカルチャーの領域でも、蛇の髪や石化させる視線などは広く知られたモチーフとなっている。 #amazon(B002V8GXC8) &color(gray){【画像】 聖闘士聖衣神話 ぺルセウスアルゴル } #amazon(B0011EZG30) &color(gray){【画像】 バービー・アズ・メデューサ} *ノストラダムス関連  [[詩百篇第9巻84番]]に登場する Medusin はメドゥーサの変形であると見なされている。 ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

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