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remort は中期フランス語では「傷」(blessure)、「引き裂き、破れ」(déchirement)の意味((DMF, p.543))。[[ピエール・ブランダムール]]はエドモン・ユゲの語釈を引きつつ、「持続する痛み、ぶり返す痛み」の意味とし、「遺恨、ルサンチマン」(ressentiment) と釈義した。その一方、現代語の remords (「後悔」「良心の呵責」。古くは remors と綴った) と同じ意味もあったとしている((Brind'Amour [1996] p.180))。
*登場箇所
-[[百詩篇第1巻94番]]
-[[百詩篇第8巻73番]]
-[[百詩篇第8巻87番]]
-[[百詩篇第9巻8番]]
なお、[[予兆詩第144番]](旧133番)には、remords が登場する。もっとも、その初出であった『[[1567年向けの暦>ALMANACH POVR L'AN M.D.LXVII.]]』の現存が確認できないだけに、本来どのように綴られていたのかは確定させがたい。
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