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&bold(){tare} は現代語としては「商品の風袋の目方」「(商品、人、生物学的などの)欠陥、瑕疵」などの意味。[[マリニー・ローズ]]はイタリア語の語源に遡っているが、「欠陥、欠点」などの意味を挙げているので、現代語の用法と特に違わない。
中期フランス語では「商品の質の低下ないし重さの目減り」(déchet dans le poids ou la qualité d' une marchandise)、「損害」(dégât)、「欠陥」(défaut)、「痛手」(dommage) などの意味だった((DMF p.617))。
[[ピエール・ブランダムール]]もユゲの辞書に基づき「失うこと、減ること」と注記している((Brind’Amour [1996] p.73))。[[ベルナール・シュヴィニャール]]も同じである((Chevignard [1999] p.480))。シュヴィニャールが同時に指摘しているように、[[ジャン=エメ・ド・シャヴィニー]]は multitude (多数、群衆) と置き換えているが((Chavigny [1594] p.194))、語源的根拠は不明である。
*登場箇所
-[[百詩篇第1巻19番]]
-[[百詩篇第1巻28番]]
-[[百詩篇第12巻36番]]
-[[予兆詩第76番]](旧66番)
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&bold(){tare} は現代語としては「商品の風袋の目方」「(商品、人、生物学的などの)欠陥、瑕疵」などの意味。[[マリニー・ローズ]]はイタリア語の語源に遡っているが、「欠陥、欠点」などの意味を挙げているので、現代語の用法と特に違わない。
中期フランス語では「商品の質の低下ないし重さの目減り」(déchet dans le poids ou la qualité d' une marchandise)、「損害」(dégât)、「欠陥」(défaut)、「痛手」(dommage) などの意味だった((DMF p.617))。
[[ピエール・ブランダムール]]もユゲの辞書に基づき「失うこと、減ること」と注記している((Brind’Amour [1996] p.73))。[[ベルナール・シュヴィニャール]]も同じである((Chevignard [1999] p.480))。シュヴィニャールが同時に指摘しているように、[[ジャン=エメ・ド・シャヴィニー]]は multitude (多数、群衆) と置き換えているが((Chavigny [1594] p.194))、語源的根拠は不明である。
*登場箇所
-[[詩百篇第1巻19番]]
-[[詩百篇第1巻28番]]
-[[詩百篇第12巻36番]]
-[[予兆詩第76番]](旧66番)
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