ヘスペリア

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 &bold(){ヘスペリア} (Hesperia) はラテン語の地名。宵の明星を司る神ヘスペルスの土地を意味し、西方を示す。terra Hesperia といえばイタリアのことだが、Hesperiaは時としてスペインを指す((『羅和辞典』))。これはギリシア人が自らより西のイタリアをそう呼び、ローマ人がスペインをそう呼んだことによる((『ジーニアス大英和辞典』))。なお、スペイン(現地名エスパーニャ)の語源ヒスパニア (Hispania) とは別の語である。そちらの語源は一説には「ウサギの国」である((蟻川『新版 世界地名語源辞典』))。 *登場箇所  ノストラダムスの予言集では、名詞形の Hesperie (s) / Esperie (s)、形容詞系の Hesperique (s) が登場する。しばしば、[[ピエール・ブランダムール]]はスペインと釈義している。フランスを基準にヘスペリアを考えるのなら、確かにイタリアよりもスペインの方が適切と思われる。もっとも、全ての事例でスペインと解釈すべきかは別途検討が必要だろう。 -Hesperie(s) --[[百詩篇第2巻65番]] --[[百詩篇第4巻36番]] --[[百詩篇第4巻39番]] --[[百詩篇第4巻50番]] --[[百詩篇第5巻40番]] -Hesperique(s) --[[百詩篇第1巻28番]] --[[百詩篇第4巻99番]] --[[百詩篇第6巻56番]] --[[百詩篇第10巻81番]] --[[百詩篇第10巻94番]] ---- #comment
 &bold(){ヘスペリア} (Hesperia) はラテン語の地名。  宵の明星を司る神ヘスペルスの土地を意味し、西方を示す。terra Hesperia といえばイタリアのことだが、Hesperiaは時としてスペインを指す((『羅和辞典』))。これはギリシア人が自らより西のイタリアをそう呼び、ローマ人がスペインをそう呼んだことによる((『ジーニアス大英和辞典』))。  なお、スペイン(現地名エスパーニャ)の語源ヒスパニア (Hispania) とは別の語である。そちらの語源は一説には「ウサギの国」である((蟻川『新版 世界地名語源辞典』))。 *登場箇所  ノストラダムスの予言集では、名詞形の Hesperie (s) / Esperie (s)、形容詞系の Hesperique (s) が登場する。しばしば、[[ピエール・ブランダムール]]はスペインと釈義している。  フランスを基準にヘスペリアを考えるのなら、確かにイタリアよりもスペインの方が適切と思われる。  もっとも、全ての事例でスペインと解釈すべきかは別途検討が必要だろう。 -Hesperie(s) --[[詩百篇第2巻65番>百詩篇第2巻65番]] --[[詩百篇第4巻36番]] --[[詩百篇第4巻39番]] --[[詩百篇第4巻50番>百詩篇第4巻50番]] --[[詩百篇第5巻40番]] -Hesperique(s) --[[詩百篇第1巻28番]] --[[詩百篇第4巻99番>百詩篇第4巻99番]] --[[詩百篇第6巻56番]] --[[詩百篇第10巻81番]] --[[詩百篇第10巻94番]] ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

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