シエーナ

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 &bold(){シエーナ}(Siena, &bold(){シエナ})は、イタリア、[[トスカーナ]]州シエーナ県の県庁所在地である。フランス名はシエンヌ(Sienne)。[[ローマ]]の北西約230 km、[[フィレンツェ]]の南方約50 km に位置する。 *概要  エトルリア人が築いた古代都市に由来し、古代ローマ時代の名称はサエナ・ユリア(Saena Julia)であった。  中世にゲルフ(教皇派)とギベリン(皇帝派)が争った時期には、[[フィレンツェ]]と争いを繰り広げた。この争いの時期はシエーナの全盛期でもあり、絵画ではシエーナ派が現れた。また、神秘主義の面で特筆すべき2人の聖人、聖女カテリーナ(1347年 - 1380年)と聖ベルナルディーノ(1380年 - 1444年)を輩出した都市でもある。  カンポ広場を中心に残る美しい中世建造物群は、「シエーナ歴史地区」の名でユネスコ世界遺産リストに登録されている。  現在はワインの銘柄「キャンティ」でも知られる農産物の集散・加工拠点となっている((『コンサイス外国地名事典』第3版、『ミシュラン・グリーンガイド イタリア』、『ブリタニカ国際大百科事典・小項目電子辞書版』による。))。 #amazon(4642072489) 【画像】 石鍋真澄 『聖母の都市シエナ―中世イタリアの都市国家と美術』 *ノストラダムス関連  『予言集』では Sienne もしくは Siene として、以下の言及例がある。 -[[百詩篇第1巻75番]] -[[百詩篇第2巻84番]] -[[百詩篇第6巻6番]] -[[百詩篇第6巻48番]] -[[百詩篇第6巻58番]] -[[百詩篇第8巻7番]] -[[百詩篇第10巻60番]] -[[予兆詩第35番]](旧31番)  このほか、[[百詩篇第1巻18番]]に登場する Senoise がシエーナの形容詞形と見なされることが多い。 ---- #comment
 &bold(){シエーナ}(Siena, &bold(){シエナ})は、イタリア、[[トスカーナ]]州シエーナ県の県庁所在地である。フランス名はシエンヌ(Sienne)。[[ローマ]]の北西約230 km、[[フィレンツェ]]の南方約50 km に位置する。 *概要  エトルリア人が築いた古代都市に由来し、古代ローマ時代の名称はサエナ・ユリア(Saena Julia)であった。  中世にゲルフ(教皇派)とギベリン(皇帝派)が争った時期には、[[フィレンツェ]]と争いを繰り広げた。この争いの時期はシエーナの全盛期でもあり、絵画ではシエーナ派が現れた。また、神秘主義の面で特筆すべき2人の聖人、聖女カテリーナ(1347年 - 1380年)と聖ベルナルディーノ(1380年 - 1444年)を輩出した都市でもある。  カンポ広場を中心に残る美しい中世建造物群は、「シエーナ歴史地区」の名でユネスコ世界遺産リストに登録されている。  現在はワインの銘柄「キャンティ」でも知られる農産物の集散・加工拠点となっている((『コンサイス外国地名事典』第3版、『ミシュラン・グリーンガイド イタリア』、『ブリタニカ国際大百科事典・小項目電子辞書版』による。))。 #amazon(4642072489) 【画像】 石鍋真澄 『聖母の都市シエナ―中世イタリアの都市国家と美術』 *ノストラダムス関連  『予言集』では Sienne もしくは Siene として、以下の言及例がある。 -[[百詩篇第1巻75番]] -[[百詩篇第2巻84番]] -[[百詩篇第6巻6番]] -[[百詩篇第6巻48番]] -[[百詩篇第6巻58番]] -[[百詩篇第8巻7番]] -[[百詩篇第10巻60番]] -[[予兆詩第17番]] -[[予兆詩第35番]](旧31番)  このほか、[[百詩篇第1巻18番]]に登場する Senoise がシエーナの形容詞形と見なされることが多い。 ---- #comment

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