バーゼル

「バーゼル」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

バーゼル」(2015/12/23 (水) 02:08:56) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

 &bold(){バーゼル}(Basel)はスイス北部、バーゼル=シュタット準州の州都である。スイス、ドイツ、フランス3国の国境付近に位置するライン河岸の商業都市で、スイス第2の都市である。フランス名は&bold(){バール}(Bâle)。 *概要  もとはケルト人の居住地で、紀元前44年にローマ植民都市アウグスタ・ラウリカ(Augusta Raurica)が建設された。4世紀にはローマの城塞が築かれ、ローマ皇帝ウァレンティニア2世が建設した都市は、ギリシア語で皇帝の都市を意味するバシリウス(Basilius)と呼ばれた。バーゼルはこれが転訛したものである((蟻川明男『新版 世界地名語源辞典』))。  5世紀には司教座がおかれ、1032年に神聖ローマ帝国に編入された後は司教公が統治する都市となった。1431年から1449年にかけてバーゼル公会議(途中からは会場を[[フェッラーラ]]、さらに[[フィレンツェ]]に移転)が開催されたが、これは最後の対立教皇フェリクス5世を誕生させることとなった。後に、バーゼルは、プロテスタント都市となる(1529年)。  1460年にはスイス最古の大学、バーゼル大学が創立されている。  ライン川の水運を活用した大商業都市であり、1917年からは毎年春に「スイス産業見本市」が開催されている((以上、個別に出典のない記述は『ミシュラン・グリーンガイド スイス』、『ブリタニカ国際大百科事典・小項目電子辞書版』、『コンサイス外国地名事典』第3版による。))。 *ノストラダムス関連  ノストラダムスの『予言集』では、以下の詩篇に登場例がある。 -[[百詩篇第3巻53番]] -[[百詩篇第6巻91番]] ---- #comment
 &bold(){バーゼル}(Basel)はスイス北部、バーゼル=シュタット準州の州都である。スイス、ドイツ、フランス3国の国境付近に位置するライン河岸の商業都市で、スイス第2の都市である。  フランス名は&bold(){バール}(Bâle)。 *概要  もとはケルト人の居住地で、紀元前44年にローマ植民都市アウグスタ・ラウリカ(Augusta Raurica)が建設された。4世紀にはローマの城塞が築かれ、ローマ皇帝ウァレンティニア2世が建設した都市は、ギリシア語で皇帝の都市を意味するバシリウス(Basilius)と呼ばれた。バーゼルはこれが転訛したものである((蟻川明男『新版 世界地名語源辞典』))。  5世紀には司教座がおかれ、1032年に神聖ローマ帝国に編入された後は司教公が統治する都市となった。1431年から1449年にかけてバーゼル公会議(途中からは会場を[[フェッラーラ]]、さらに[[フィレンツェ]]に移転)が開催されたが、これは最後の対立教皇フェリクス5世を誕生させることとなった。後に、バーゼルは、プロテスタント都市となる(1529年)。  1460年にはスイス最古の大学、バーゼル大学が創立されている。  ライン川の水運を活用した大商業都市であり、1917年からは毎年春に「スイス産業見本市」が開催されている((以上、個別に出典のない記述は『ミシュラン・グリーンガイド スイス』、『ブリタニカ国際大百科事典・小項目電子辞書版』、『コンサイス外国地名事典』第3版による。))。 *ノストラダムス関連  ノストラダムスの『予言集』では、以下の詩篇に登場例がある。 -[[詩百篇第3巻53番>百詩篇第3巻53番]] -[[詩百篇第6巻91番]] *地図 #googlemaps(){<iframe src="https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d86165.6939681063!2d7.59445995!3d47.55459665!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x479049c72769304f%3A0x361ceb70f36d8a90!2z44K544Kk44K5IOODkOODvOOCvOODqw!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1620869321489!5m2!1sja!2sjp" width="600" height="450"></iframe>} ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: