「ローヌ川」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「ローヌ川」(2016/04/15 (金) 23:08:31) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
&bold(){ローヌ川}(le Rhône)は、スイスのアルプス山脈に発し、フランス南東部を流れて地中海に注ぐ河川。全長812 km、うちスイス領は290 km ([[レマン湖]]通過分が72 km)。古代ローマ時代の呼称はロダヌス(Rhodanus)。
*流域
アルプス山脈から発し、[[レマン湖]]に流入したあと、再び流れ出てフランス領内に入る。東から西へと流れた後、[[リヨン]]でソーヌ川と合流して南下し、ヴァランス付近でイゼール川、[[アヴィニョン]]付近でデュランス川、ボーケール付近でガルドン川(ガール川)などと合流する。河口付近は肥沃な湿地帯カマルグを形成しており、中世以来、農耕・牧畜などが営まれてきた。なお、カマルグは現在では米作地帯として知られるが、これは20世紀以降のことである((以上は『日本大百科全書』、『ブリタニカ国際大百科事典・小項目電子辞書版』、『コンサイス外国地名事典』第3版、『ミシュラングリーンガイド フランス』による。))。
*ノストラダムス関連
プロヴァンス地方に生まれただけでなく、[[リヨン]]の出版業者たちとの結びつきもあったノストラダムスにとっては、ローヌ川は親しみのわく大河であったろうと考えられる。その分、『予言集』での登場箇所も多い。
-[[百詩篇第2巻25番]]
-[[百詩篇第2巻60番]]
-[[百詩篇第2巻74番]]
-[[百詩篇第2巻96番]]
-[[百詩篇第3巻12番]]
-[[百詩篇第4巻3番]]
-[[百詩篇第4巻76番]]
-[[百詩篇第4巻94番]]
-[[百詩篇第5巻17番]]
-[[百詩篇第5巻68番]]
-[[百詩篇第5巻71番]]
-[[百詩篇第7巻22番]]
-[[百詩篇第8巻38番]]
-[[百詩篇第8巻46番]]
-[[百詩篇第8巻62番]]
-[[百詩篇第9巻68番]]
-[[百詩篇第9巻85番]]
-[[予兆詩第13番]](旧14番)
このほか、[[百詩篇第8巻91番]]に登場する Rodanes は古称ロダヌスの変形と見なされている。また、[[百詩篇第2巻35番]]、[[百詩篇第2巻97番]]などの「二つの川の近く」、一部の詩句に登場する[[メソポタミア]]は、ローヌ川とその支流の合流点を指すものと理解されている。
#googlemaps(){
<iframe src="https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d2892246.804805979!2d4.240407455225359!3d44.93432060006542!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x478ea0dd7b9764f9%3A0x3fdd1de4986ccd2d!2z44Ot44O844OM5bed!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1545231906807" width="600" height="450" frameborder="0" style="border:0" allowfullscreen></iframe>
}
----
#comment
&bold(){ローヌ川}(le Rhône)は、スイスのアルプス山脈に発し、フランス南東部を流れて地中海に注ぐ河川。全長812 km、うちスイス領は290 km ([[レマン湖]]通過分が72 km)。古代ローマ時代の呼称はロダヌス(Rhodanus)。
*流域
アルプス山脈から発し、[[レマン湖]]に流入したあと、再び流れ出てフランス領内に入る。東から西へと流れた後、[[リヨン]]でソーヌ川と合流して南下し、ヴァランス付近でイゼール川、[[アヴィニョン]]付近でデュランス川、ボーケール付近でガルドン川(ガール川)などと合流する。河口付近は肥沃な湿地帯カマルグを形成しており、中世以来、農耕・牧畜などが営まれてきた。なお、カマルグは現在では米作地帯として知られるが、これは20世紀以降のことである((以上は『日本大百科全書』、『ブリタニカ国際大百科事典・小項目電子辞書版』、『コンサイス外国地名事典』第3版、『ミシュラングリーンガイド フランス』による。))。
*ノストラダムス関連
プロヴァンス地方に生まれただけでなく、[[リヨン]]の出版業者たちとの結びつきもあったノストラダムスにとっては、ローヌ川は親しみのわく大河であったろうと考えられる。その分、『予言集』での登場箇所も多い。
-[[百詩篇第2巻25番]]
-[[百詩篇第2巻60番]]
-[[百詩篇第2巻74番]]
-[[百詩篇第2巻96番]]
-[[百詩篇第3巻12番]]
-[[百詩篇第4巻3番]]
-[[百詩篇第4巻76番]]
-[[百詩篇第4巻94番]]
-[[百詩篇第5巻17番]]
-[[百詩篇第5巻68番]]
-[[百詩篇第5巻71番]]
-[[百詩篇第7巻22番]]
-[[百詩篇第8巻38番]]
-[[百詩篇第8巻46番]]
-[[百詩篇第8巻62番]]
-[[百詩篇第9巻68番]]
-[[百詩篇第9巻85番]]
-[[予兆詩第13番]](旧14番)
このほか、[[百詩篇第8巻91番]]に登場する Rodanes は古称ロダヌスの変形と見なされている。また、[[百詩篇第2巻35番]]、[[百詩篇第2巻97番]]などの「二つの川の近く」、一部の詩句に登場する[[メソポタミア]]は、ローヌ川とその支流の合流点を指すものと理解されている。
#googlemaps(){
<iframe src="https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d2892246.804805979!2d4.240407455225359!3d44.93432060006542!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x478ea0dd7b9764f9%3A0x3fdd1de4986ccd2d!2z44Ot44O844OM5bed!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1545231906807" width="600" height="450" frameborder="0" style="border:0" allowfullscreen></iframe>
}
----
※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。