aduché

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 &bold(){aduché} は[[百詩篇第8巻36番]]のみに登場する語。かつてはラテン語やプロヴァンス語にひきつけて理解されたが、現在では à Duché (公国に、公爵領に) と校訂されることが定説化している。  かつての説としては以下のような読み方があった。 -[[アナトール・ル・ペルチエ]]はラテン語 adductus からとして「連れて行かれた」(conduit, amené)、「厳格な」(sévère, rigoureux) と理解した((Le Pelletier [1867b]))。 -[[エドガー・レオニ]]はプロヴァンス語 aducha からとして「連れて行かれた」(brought)と理解した((Leoni [1961]))。  しかし、前述のように現在では à Duché と読むことが定説化しており、[[マリニー・ローズ]]、[[ロジェ・プレヴォ]]、[[ピーター・ラメジャラー]]、[[ジャン=ポール・クレベール]]、[[パトリス・ギナール]]が採用している((Prévost [1999], Rose [2002c] p.4, Lemesurier [2003b], Clébert [2003], Guinard [2011] ))。 ---- #comment
 &bold(){aduché} は[[詩百篇第8巻36番]]のみに登場する語。  かつてはラテン語やプロヴァンス語にひきつけて理解されたが、現在では à Duché (公国に、公爵領に) と校訂されることが定説化している。  かつての説としては以下のような読み方があった。 -[[アナトール・ル・ペルチエ]]はラテン語 adductus からとして「連れて行かれた」(conduit, amené)、「厳格な」(sévère, rigoureux) と理解した((Le Pelletier [1867b]))。 -[[エドガー・レオニ]]はプロヴァンス語 aducha からとして「連れて行かれた」(brought)と理解した((Leoni [1961]))。  しかし、前述のように現在では à Duché と読むことが定説化しており、[[マリニー・ローズ]]、[[ロジェ・プレヴォ]]、[[ピーター・ラメジャラー]]、[[ジャン=ポール・クレベール]]、[[パトリス・ギナール]]が採用している((Prévost [1999], Rose [2002c] p.4, Lemesurier [2003b], Clébert [2003], Guinard [2011] ))。 ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

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