リグーリア

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 &bold(){リグーリア} (Liguria) はイタリア北西沿岸部の地域名で、現代では州の名前にもなっている(州都はジェノヴァ)。 リグーリアが面する海は&bold(){リグーリア海} (Mar Ligure) と呼ばれており、その海岸が観光地・保養地として高名なリヴィエラである。  地名はこの地に元々住んでいたリグリア人にちなむが、紀元前2世紀にローマ人が進出し、ブドウやオリーブの栽培地帯となった。現代では、より多角的な農業が営まれている。 #amazon(4861303214) 【画像】 旅名人ブックス52 ジェノヴァとリヴィエラ海岸(第2版) *ノストラダムス関連  フランス語ではリギュリー (Ligurie)、形容詞形はリギュリアン (Ligurien) ないしリギュール (Ligure) である(現代語では前者はリグーリア地方について使い、後者は古代のリグリア人について使う)。ただし、ノストラダムスは以下のように、やや変則的な綴りも用いた。 -Ligur(e)(s) --[[百詩篇第3巻39番]] --[[百詩篇第9巻28番]] --[[百詩篇第10巻44番]] --[[予兆詩第27番]] -Ligurins --[[百詩篇第1巻71番]] -Ligustique / Lygustique --[[百詩篇第2巻85番]] --[[百詩篇第3巻23番]] --[[百詩篇第4巻68番]] --[[百詩篇第5巻55番]]  このうち、 Ligustique はラテン語の Ligusticus をフランス語化したものだろう (Ligustique という単語は現代にもあるが、植物名でのみ使う)。  『予言集』には Ligurie の使用例は無いが、『[[散文予兆集成>Recueil des Presages Prosaiques de M. Michel de Nostredame]]』の方なら、第1巻87・100・119・187・348・455番、第3巻206番に登場している。  同じく Ligurien の使用例は『散文予兆集成』第1巻281・313・402番および第3巻281番に見られる。  他方、Ligustique の使用例はかなり多いが、『散文予兆集成』第4巻まででは、terre Ligustique となっている第4巻84番、単なる形容詞として使われている第4巻240番を除けば、すべて mer Ligustique (リグーリア海)として登場している(第1巻4・71・134・154・215・343・392・429番、第2巻71番、第3巻274番、第4巻144番)。  ほか、ラテン語の句の中で言及されている例が2例ある(『散文予兆集成』第1巻290番、第2巻25番)。 ---- #comment
 &bold(){リグーリア} (Liguria) はイタリア北西沿岸部の地域名で、現代では州の名前にもなっている(州都はジェノヴァ)。 リグーリアが面する海は&bold(){リグーリア海} (Mar Ligure) と呼ばれており、その海岸が観光地・保養地として高名なリヴィエラである。  地名はこの地に元々住んでいたリグリア人にちなむが、紀元前2世紀にローマ人が進出し、ブドウやオリーブの栽培地帯となった。現代では、より多角的な農業が営まれている。 #amazon(4861303214) 【画像】 旅名人ブックス52 ジェノヴァとリヴィエラ海岸(第2版) *ノストラダムス関連  フランス語ではリギュリー (Ligurie)、形容詞形はリギュリアン (Ligurien) ないしリギュール (Ligure) である(現代語では前者はリグーリア地方について使い、後者は古代のリグリア人について使う)。ただし、ノストラダムスは以下のように、やや変則的な綴りも用いた。 -Ligur(e)(s) --[[詩百篇第3巻39番]] --[[詩百篇第9巻28番]] --[[詩百篇第10巻44番]] --[[予兆詩第27番]] -Ligurins --[[詩百篇第1巻71番]] -Ligustique / Lygustique --[[詩百篇第2巻85番]] --[[詩百篇第3巻23番]] --[[詩百篇第4巻68番>百詩篇第4巻68番]] --[[詩百篇第5巻55番>百詩篇第5巻55番]]  このうち、 Ligustique はラテン語の Ligusticus をフランス語化したものだろう (Ligustique という単語は現代にもあるが、植物名でのみ使う)。  『予言集』には Ligurie の使用例は無いが、『[[散文予兆集成>Recueil des Presages Prosaiques de M. Michel de Nostredame]]』の方なら、第1巻87・100・119・187・348・455番、第3巻206番に登場している。  同じく Ligurien の使用例は『散文予兆集成』第1巻281・313・402番および第3巻281番に見られる。  他方、Ligustique の使用例はかなり多いが、『散文予兆集成』第4巻まででは、terre Ligustique となっている第4巻84番、単なる形容詞として使われている第4巻240番を除けば、すべて mer Ligustique (リグーリア海)として登場している(第1巻4・71・134・154・215・343・392・429番、第2巻71番、第3巻274番、第4巻144番)。  ほか、ラテン語の句の中で言及されている例が2例ある(『散文予兆集成』第1巻290番、第2巻25番)。 *地図 #googlemaps(){<iframe src="https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d1463848.5784363074!2d8.7829208!3d44.226026649999994!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0x12d3470585ca1965%3A0x1f4284e5c8acfda9!2z44Kk44K_44Oq44KiIOODquODtOOCo-OCqOODvOODqeODu-ODquODvOOCsOODrA!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1620786462617!5m2!1sja!2sjp" width="600" height="450"></iframe>} ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

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