カディス

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 &bold(){カディス} (Cádiz) はスペイン南部アンダルシア地方カディス県の県庁所在地。フランス語ではカディクス (Cadix) で((『新仏和中辞典』。発音も同辞典の発音記号による。))、古代ローマ時代には&bold(){ガデス} (Gades) といった。 *歴史  その歴史は前11世紀にフェニキア人が建設した商港から始まるとされ、カディスの名はフェニキア語の「城壁、囲い」に由来するという。前501年にカルタゴ、前201年からはローマの支配を受けた。  一時期衰退を経験するが、[[イスラーム]]の進出によって再び繁栄し、レコンキスタによってキリスト教徒が奪取すると、その重要な拠点として機能した。  その後、大航海時代以降は、特権を付与されたアメリカ大陸との貿易で繁栄した。  スペインのアメリカ大陸植民地の相次ぐ独立などの影響もあって衰退したが、19世紀にはいわゆるカディス憲法制定の地となるなど、歴史的に重要な役割を演じた。  いまなお商港として機能しており、スペイン海軍の基地もある((以上は、蟻川『世界地名語源辞典』、『日本大百科全書』、『ブリタニカ国際大百科辞典・小項目電子辞書版』、『コンサイス外国地名事典』第3版))。 *ノストラダムス関連  『予言集』での直接的言及は1箇所で、ラテン語名の Gades が使われている。 -[[百詩篇第9巻30番]]  このほか、[[百詩篇第4巻97番]]に登場する[[Gagdole]]が Gades の誤記とする説がある。また、真贋未詳だが、[[シャストゥイユが伝えた百詩篇]]の[[断片1番>百詩篇断片・1番]]にも Gades で登場している。 ---- #comment
 &bold(){カディス} (Cádiz) はスペイン南部アンダルシア地方カディス県の県庁所在地。  フランス語ではカディクス (Cadix) で((『新仏和中辞典』。発音も同辞典の発音記号による。))、古代ローマ時代には&bold(){ガデス} (Gades) といった。 *歴史  その歴史は前11世紀にフェニキア人が建設した商港から始まるとされ、カディスの名はフェニキア語の「城壁、囲い」に由来するという。前501年にカルタゴ、前201年からはローマの支配を受けた。  一時期衰退を経験するが、[[イスラーム]]の進出によって再び繁栄し、レコンキスタによってキリスト教徒が奪取すると、その重要な拠点として機能した。  その後、大航海時代以降は、特権を付与されたアメリカ大陸との貿易で繁栄した。  スペインのアメリカ大陸植民地の相次ぐ独立などの影響もあって衰退したが、19世紀にはいわゆるカディス憲法制定の地となるなど、歴史的に重要な役割を演じた。  いまなお商港として機能しており、スペイン海軍の基地もある((以上は、蟻川『世界地名語源辞典』、『日本大百科全書』、『ブリタニカ国際大百科辞典・小項目電子辞書版』、『コンサイス外国地名事典』第3版))。 *ノストラダムス関連  『予言集』での直接的言及は1箇所で、ラテン語名の Gades が使われている。 -[[詩百篇第9巻30番]]  このほか、[[第4巻97番>百詩篇第4巻97番]]に登場する[[Gagdole]]が Gades の誤記とする説がある。  また、真贋未詳だが、[[シャストゥイユが伝えた百詩篇]]の[[断片1番>百詩篇断片・1番]]にも Gades で登場している。 *地図 #googlemaps(){<iframe src="https://www.google.com/maps/embed?pb=!1m18!1m12!1m3!1d51305.023377451624!2d-6.28246715!3d36.516386399999995!2m3!1f0!2f0!3f0!3m2!1i1024!2i768!4f13.1!3m3!1m2!1s0xd0dd25724ec240f%3A0x40463fd8ca03b00!2z44K544Oa44Kk44OzIOOCq-ODh-OCo-OCuQ!5e0!3m2!1sja!2sjp!4v1585998326286!5m2!1sja!2sjp" width="600" height="450" frameborder="0"></iframe>} ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

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