sacre

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 &bold(){sacre} は現代フランス語では「(君主の)戴冠式」、「(カトリックの)叙階式」等の意味。[[マリニー・ローズ]]はラテン語の sacrum をもとに「祝祭」「祭礼」の意味も導いている(現代語でもこうした意味に用いられることもある)。  16世紀には形容詞のsacré(神聖な)と同じに用いられることがあった((DAF))。  [[アナトール・ル・ペルチエ]]はラテン語の sacratus から、文脈によっては「司祭、聖職者」などの意味になることを指摘していた。この指摘は部分的にはマリニー・ローズや[[ジャン=ポール・クレベール]]によっても支持されている(Rose [2002c], Clébert [2003] p.831)。  また、当時、アラビア語のçaqr を語源として、猛禽の一種のこともサクル(sacre)と言い、ここからの派生で「悪漢、無頼漢」といった意味もあった((DAF. なお、これらの意味を載せている現代の辞書もある))。 *登場箇所 -[[百詩篇第6巻85番]] -[[百詩篇第8巻71番]] -[[百詩篇第8巻90番]] -[[百詩篇第9巻21番]] -[[予兆詩第52番]](旧48番) -[[予兆詩第65番]] --[[百詩篇第7巻73番]] -[[予兆詩第84番]](旧74番)(異文として) -[[予兆詩第114番]](旧104番) ---- &bold(){コメントらん} 以下のコメント欄は[[コメントの著作権および削除基準>著作権について]]を了解の上でご使用ください。 - 生贄、犠牲を意味するsacrifice の短縮形として使用されている可能性がある。 イエス自身が生贄の“神の子羊”だから。 -- とある信奉者 (2012-12-24 10:57:03) #comment
 &bold(){sacre} は現代フランス語では「(君主の)戴冠式」、「(カトリックの)叙階式」等の意味。[[マリニー・ローズ]]はラテン語の sacrum をもとに「祝祭」「祭礼」の意味も導いている(現代語でもこうした意味に用いられることもある)。  16世紀には形容詞のsacré(神聖な)と同じに用いられることがあった((DAF))。  [[アナトール・ル・ペルチエ]]はラテン語の sacratus から、文脈によっては「司祭、聖職者」などの意味になることを指摘していた。この指摘は部分的にはマリニー・ローズや[[ジャン=ポール・クレベール]]によっても支持されている(Rose [2002c], Clébert [2003] p.831)。  また、当時、アラビア語のçaqr を語源として、猛禽の一種のこともサクル(sacre)と言い、ここからの派生で「悪漢、無頼漢」といった意味もあった((DAF. なお、これらの意味を載せている現代の辞書もある))。 *登場箇所 -[[詩百篇第6巻85番>百詩篇第6巻85番]] -[[詩百篇第8巻29番]] -[[詩百篇第8巻71番]] -[[詩百篇第8巻90番]] -[[詩百篇第9巻21番]] -[[予兆詩第52番]](旧48番) -[[予兆詩第65番]] --[[詩百篇第7巻73番>百詩篇第7巻73番]] -[[予兆詩第84番]](旧74番)(異文として) -[[予兆詩第114番]](旧104番) ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。 ---- &bold(){コメントらん} 以下に投稿されたコメントは&u(){書き込んだ方々の個人的見解であり}、当「大事典」としては、その信頼性などをなんら担保するものではありません。  なお、現在、コメント書き込みフォームは撤去していますので、新規の書き込みはできません。 - 生贄、犠牲を意味するsacrifice の短縮形として使用されている可能性がある。 イエス自身が生贄の“神の子羊”だから。 -- とある信奉者 (2012-12-24 10:57:03)

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