エリカ・チータム

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 &bold(){エリカ・チータム}(Erika Cheetham, 1939年7月7日-1998年5月3日)は、イギリスのノストラダムス解釈者。結婚前の名前はエリカ・マクマホン=ターナーで、オックスフォード大学セント・アンズ・カレッジを卒業した。博士号取得後、ロンドン・デイリー・メイルに勤務していた((経歴は[[ニューヨークタイムズの訃報>http://www.nytimes.com/1998/06/08/arts/erika-cheetham-dies-at-58-an-expert-on-nostradamus.html]]による。))。 *ノストラダムス関連  本人曰く大学在学中に偶然ノストラダムスに出会ったという。1961年には最初のノストラダムスに関する記事を書いたというが、タイトルなどは分からない。  確認しうる最初の本は、1973年にネヴィル・スピアマン社から出版された『ノストラダムスの予言集』([[The Prophecies of Nostradamus>The Prophecies of Nostradamus (Cheetham, 1973)]])である。[[五島勉]]は1972年に初版が出たと主張しているが、著作権表示などからするかぎりでは確認ができない。フランス語原文と英訳を掲載し、解釈も載せている。英語圏では、[[テオフィル・ド・ガランシエール]]、[[ヘンリー・C・ロバーツ]]、[[エドガー・レオニ]]に続く、史上4例目の全百詩篇の対訳だったはずである。  日本では山根和郎訳『[[ノストラダムス全予言>ノストラダムス全予言 (二見書房)]]』(二見書房、1988年)として出版されたが、解釈にはかなりのアレンジが加えられている。  続いて『続ノストラダムスの予言集』([[The Further Prophecies of Nostradamus]], 1985)を出版した。前著が全訳形式を取っていたのに対し、今回はピックアップした予言を詳述する形を取っている。日本では白根美保子訳『天翔ける火 包囲されし大王 未曾有の騒乱』(二見書房、1991年)として出版された。 日本語版では湾岸危機(1990年8月)に関する解釈が追加されるなど、独自の加筆が行われているが、原著者自身の加筆なのか、日本語版編集部での加筆なのかは、本のどこにも記載されていない。  さらに『決定版ノストラダムスの予言集』([[The Final Prophecies of Nostradamus]], 1989/1990)を出版した。これは処女作と同じ全訳形式だが、そちらが1568年版『予言集』に依拠しつつも原文に独自のアレンジを加えていたのに対し、こちらはオリジナルの原文をほぼ忠実に復刻している。これは未邦訳である。 ---- - ヤオイスクの解釈により、みた。 -- まさ (2019-03-10 14:58:42) #comment
 &bold(){エリカ・チータム}(Erika Cheetham, 1939年7月7日-1998年5月3日)は、イギリスのノストラダムス解釈者。結婚前の名前はエリカ・マクマホン=ターナーで、オックスフォード大学セント・アンズ・カレッジを卒業した。博士号取得後、ロンドン・デイリー・メイルに勤務していた((経歴は[[ニューヨークタイムズの訃報>http://www.nytimes.com/1998/06/08/arts/erika-cheetham-dies-at-58-an-expert-on-nostradamus.html]]による。))。 *ノストラダムス関連  本人曰く大学在学中に偶然ノストラダムスに出会ったという。1961年には最初のノストラダムスに関する記事を書いたというが、タイトルなどは分からない。  確認しうる最初の本は、1973年にネヴィル・スピアマン社から出版された『ノストラダムスの予言集』([[The Prophecies of Nostradamus>The Prophecies of Nostradamus (Cheetham, 1973)]])である。[[五島勉]]は1972年に初版が出たと主張しているが、著作権表示などからするかぎりでは確認ができない。フランス語原文と英訳を掲載し、解釈も載せている。英語圏では、[[テオフィル・ド・ガランシエール]]、[[ヘンリー・C・ロバーツ]]、[[エドガー・レオニ]]に続く、史上4例目の全百詩篇の対訳だったはずである。  日本では山根和郎訳『[[ノストラダムス全予言>ノストラダムス全予言 (二見書房)]]』(二見書房、1988年)として出版されたが、解釈にはかなりのアレンジが加えられている。  続いて『続ノストラダムスの予言集』([[The Further Prophecies of Nostradamus]], 1985)を出版した。前著が全訳形式を取っていたのに対し、今回はピックアップした予言を詳述する形を取っている。日本では白根美保子訳『天翔ける火 包囲されし大王 未曾有の騒乱』(二見書房、1991年)として出版された。 日本語版では湾岸危機(1990年8月)に関する解釈が追加されるなど、独自の加筆が行われているが、原著者自身の加筆なのか、日本語版編集部での加筆なのかは、本のどこにも記載されていない。  さらに『決定版ノストラダムスの予言集』([[The Final Prophecies of Nostradamus]], 1989/1990)を出版した。これは処女作と同じ全訳形式だが、そちらが1568年版『予言集』に依拠しつつも原文に独自のアレンジを加えていたのに対し、こちらはオリジナルの原文をほぼ忠実に復刻している。これは未邦訳である。 ---- &bold(){コメントらん} 以下のコメント欄は[[コメントの著作権および削除基準>著作権について]]を了解の上でご使用ください。なお、当「大事典」としては、以下に投稿されたコメントの信頼性などをなんら担保するものではありません (当「大事典」管理者である sumaru 自身によって投稿されたコメントを除く)。 - ヤオイスクの解釈により、みた。 -- まさ (2019-03-10 14:58:42) #comment

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