antenne

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 &bold(){antenne} は、現代フランス語辞典には、「アンテナ」「触角」「放送」「支局」などの意味しか載せていないものもあるが、中には「ラテン帆(大三角帆)用の帆桁」((『ロベール仏和大辞典』))、「(三角帆を支える)斜めの帆桁」((『ロワイヤル仏和中辞典』))、「斜桁」((『新仏和中辞典』白水社))といった語義を載せている辞書もある。  そして、ノストラダムスの時代には、この語はそうした帆桁の意味で用いられた(「帆桁」は、帆を張るために、帆柱に渡された横木のこと)。  [[ピエール・ブランダムール]]は、そのような16世紀の用例として、当時の知識人ラザル・ド・バイフ(プレイヤード派の詩人バイフの父)による語釈を引用している((Brind’Amour [1996] p.197))。 #amazon(B004QJVDKW) &color(gray){【画像】ドイツレベル 1/450 Spanish Galleon 帆船 05899 プラモデル} **信奉者側の見解  antenneが現代のアンテナの意味でも使われることから、そこから拡大して、無線通信技術やその受信装置と理解されることもある。 #amazon(B00CJ8S2EC) &color(gray){【画像】マスプロ電工 高性能型UHFアンテナ 14素子 受信チャンネルch.13~36用 U146TMH}  しかし、『予言集』で登場するのはわずかに2か所で、そのいずれも死体を吊るす場所として描写されている。  現代的な意味の「アンテナ」を読み込むのは不適切であろう。 *登場箇所 -[[詩百篇第2巻2番]] -[[詩百篇第4巻92番>百詩篇第4巻92番]] ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
 &bold(){antenne} は、現代フランス語辞典には、「アンテナ」「触角」「放送」「支局」などの意味しか載せていないものもあるが、中には「ラテン帆(大三角帆)用の帆桁」((『ロベール仏和大辞典』))、「(三角帆を支える)斜めの帆桁」((『ロワイヤル仏和中辞典』))、「斜桁」((『新仏和中辞典』白水社))といった語義を載せている辞書もある。  そして、ノストラダムスの時代には、この語はそうした帆桁の意味で用いられた(「帆桁」は、帆を張るために、帆柱に渡された横木のこと)。  [[ピエール・ブランダムール]]は、そのような16世紀の用例として、当時の知識人ラザル・ド・バイフ(プレイヤード派の詩人バイフの父)による語釈を引用している((Brind’Amour [1996] p.197))。  DALFでもラテン帆用の斜めの帆桁の意味で出ている。 #amazon(B004QJVDKW) &color(gray){【画像】ドイツレベル 1/450 Spanish Galleon 帆船 05899 プラモデル} *信奉者側の見解  antenneが現代のアンテナの意味でも使われることから、そこから拡大して、無線通信技術やその受信装置と理解されることもある。 #amazon(B00CJ8S2EC) &color(gray){【画像】マスプロ電工 高性能型UHFアンテナ 14素子 受信チャンネルch.13~36用 U146TMH} **懐疑的な見解  しかし、『予言集』で登場するのはわずかに2か所で、そのいずれも&color(red){死体を吊るす場所}として描写されている。  現代的な意味の「アンテナ」を読み込むのは不適切であろう。 *登場箇所 -[[詩百篇第2巻2番]] -[[詩百篇第4巻92番>百詩篇第4巻92番]] ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

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