「antenne」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「antenne」(2009/09/20 (日) 12:18:09) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
&bold(){antenne} は、現代フランス語辞典には、「アンテナ」「触角」「放送」「支局」などの意味しか載せていないものもあるが、中には「ラテン帆(大三角帆)用の帆桁」((『ロベール仏和大辞典』))、「(三角帆を支える)斜めの帆桁」((『ロワイヤル仏和中辞典』))、「斜桁」((『新仏和中辞典』白水社))といった語義を載せている辞書もある。
そして、ノストラダムスの時代には、この語はそうした帆桁の意味で用いられた(「帆桁」は、帆を張るために、帆柱に渡された横木のこと)。
[[ピエール・ブランダムール]]は、そのような16世紀の用例として、当時の知識人ラザル・ド・バイフ(プレイヤード派の詩人バイフの父)による語釈を引用している((Brind’Amour [1996] p.197))。
#amazon(B004QJVDKW)
&color(gray){【画像】ドイツレベル 1/450 Spanish Galleon 帆船 05899 プラモデル}
**信奉者側の見解
antenneが現代のアンテナの意味でも使われることから、そこから拡大して、無線通信技術やその受信装置と理解されることもある。
#amazon(B00CJ8S2EC)
&color(gray){【画像】マスプロ電工 高性能型UHFアンテナ 14素子 受信チャンネルch.13~36用 U146TMH}
しかし、『予言集』で登場するのはわずかに2か所で、そのいずれも死体を吊るす場所として描写されている。
現代的な意味の「アンテナ」を読み込むのは不適切であろう。
*登場箇所
-[[詩百篇第2巻2番]]
-[[詩百篇第4巻92番>百詩篇第4巻92番]]
----
※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
&bold(){antenne} は、現代フランス語辞典には、「アンテナ」「触角」「放送」「支局」などの意味しか載せていないものもあるが、中には「ラテン帆(大三角帆)用の帆桁」((『ロベール仏和大辞典』))、「(三角帆を支える)斜めの帆桁」((『ロワイヤル仏和中辞典』))、「斜桁」((『新仏和中辞典』白水社))といった語義を載せている辞書もある。
そして、ノストラダムスの時代には、この語はそうした帆桁の意味で用いられた(「帆桁」は、帆を張るために、帆柱に渡された横木のこと)。
[[ピエール・ブランダムール]]は、そのような16世紀の用例として、当時の知識人ラザル・ド・バイフ(プレイヤード派の詩人バイフの父)による語釈を引用している((Brind’Amour [1996] p.197))。
DALFでもラテン帆用の斜めの帆桁の意味で出ている。
#amazon(B004QJVDKW)
&color(gray){【画像】ドイツレベル 1/450 Spanish Galleon 帆船 05899 プラモデル}
*信奉者側の見解
antenneが現代のアンテナの意味でも使われることから、そこから拡大して、無線通信技術やその受信装置と理解されることもある。
#amazon(B00CJ8S2EC)
&color(gray){【画像】マスプロ電工 高性能型UHFアンテナ 14素子 受信チャンネルch.13~36用 U146TMH}
**懐疑的な見解
しかし、『予言集』で登場するのはわずかに2か所で、そのいずれも&color(red){死体を吊るす場所}として描写されている。
現代的な意味の「アンテナ」を読み込むのは不適切であろう。
*登場箇所
-[[詩百篇第2巻2番]]
-[[詩百篇第4巻92番>百詩篇第4巻92番]]
----
※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。