TAG

「TAG」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

TAG」(2009/09/20 (日) 14:34:00) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

 &bold(){TAG} は Tage([[テージョ川]])の変形、誤記、語尾音消失などであろう。これは[[ピエール・ブランダムール]]や[[マリニー・ローズ]]の読み方に従ったものだが、ギリシャ語 tagma(軍団)と理解した[[エドガー・レオニ]]も、Tage と読む可能性があることは認めていた。なお、tagma説は[[チャールズ・ウォード]]が最初に言い出したものだったが、ウォードもTage と読む可能性を認めていた((Brind’Amour [1993], Rose [2002c], Leoni [1982], Ward [1891] pp.292-293))。  [[アナトール・ル・ペルチエ]]は、ラテン語のtago の派生語と捉え、「触れること」と理解していた((Le Pelletier [1867b]))。ただし、この読み方はウォードやローズから否定的なコメントが寄せられている。  [[ヘンリー・C・ロバーツ]]はドイツ語の tag(日、昼間)と理解したが、唐突にドイツ語読みする必然性が感じられない。 *登場箇所 -[[百詩篇第8巻61番]]  なお、頭文字だけ大文字の Tag(Tag.) は[[百詩篇第2巻60番]]と[[百詩篇第3巻12番]]にも登場している。それらの場合、川の名前が列挙される中で登場しているため、テージョ川の意味で使われていることはほぼ疑いない。 ---- #comment
 &bold(){TAG} は[[詩百篇第8巻61番]]に登場する語。  おそらく Tage([[テージョ川]])の変形、誤記、語尾音消失などであろう。これは[[ピエール・ブランダムール]]や[[マリニー・ローズ]]の読み方に従ったものである((Brind’Amour [1993], Rose [2002c]))。  [[チャールズ・ウォード]]以来、ギリシャ語 tagma(軍団)と理解する説もある。  ただ、それを唱えたウォード、追従した[[エドガー・レオニ]]も、Tage と読む可能性があることは認めていた((Leoni [1982], Ward [1891] pp.292-293))。  [[アナトール・ル・ペルチエ]]は、ラテン語のtago の派生語と捉え、「触れること」と理解していた((Le Pelletier [1867b]))。  ただし、この読み方はウォードやローズから否定的なコメントが寄せられている。  [[ヘンリー・C・ロバーツ]]はドイツ語の tag(日、昼間)と理解したが、唐突にドイツ語読みする必然性が感じられない。 *登場箇所 -[[詩百篇第8巻61番]]  なお、頭文字だけ大文字の Tag(Tag.) は[[第2巻60番>百詩篇第2巻60番]]と[[第3巻12番>百詩篇第3巻12番]]にも登場している。  それらの場合、川の名前が列挙される中で登場しているため、テージョ川の意味で使われていることはほぼ疑いない。 ---- ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: