予兆詩第67番

「予兆詩第67番」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

予兆詩第67番」(2010/02/18 (木) 22:54:21) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

予兆詩第67番(旧60番) 1561年4月について *原文 Le temps purgé, pestilente tempeste. Barbare [[insult>insulte]], fureur, invasion, Maux infinis par ce mois nous appreste. Et les plus grands&sup(){1} deux moins d'[[irrision]]&sup(){2}. ((原文は Chevignard [1999] p.145 による。)) **異文 (1) grands &italic(){conj.(PB)}: Grands &italic(){T.Eds.} (2) d'irrision : d'irrison 1650Le (注記)初出である『[[1561年向けの暦>Almanach, Pour L'an 1561.]]』は断片が現存しているが、この詩が載っていたページは現存しておらず、比較できない。 **百詩篇第7巻75番 Le temps purge pestilente tempeste. Barbare insulte, fureur, inuasion Maux infinis par ce mois nous appreste Et les plus grands dans&sup(){1} moins d'irrision. ***異文 (1) dans : d'ans 1589Me (注記)1588年から1589年にパリで出された版には、百詩篇第7巻75番として収録されていた。信頼性の点で疑問だが、初出が現存していないため、ほぼ同じ時代の参考資料として掲載しておく。底本は1588Rf で、比較に 1589Rg, 1589Me を使った。なお、この詩篇は予兆詩との一致がつとに知られていたため、1590年以降の『予言集』に、この詩を収録したものはなかった。 *日本語訳 時代が一掃される。悪疫の嵐。 バルバロイの攻撃、激昂、侵略。 今月を通じて、際限のない災厄が我らに仕向けられる。 そして最も偉大な二人はあまり嘲弄されない。 *信奉者側の見解 [[ジャン=エメ・ド・シャヴィニー]]は2行目後半以降は1562年4月に当てはめ、その時に国王シャルル9世が軍事会議を開いたり、臣下に親書を送ったりしたことと解釈した。 2行目前半までは1564年のこととして、前年に第一次ユグノー戦争が終わったことと、1564年にペストが大流行したことと解釈した((Chavigny [1594] pp.98,132))。 ---- #comment
予兆詩第67番(旧60番) 1561年4月について *原文 Le temps purgé, pestilente tempeste. Barbare [[insult>insulte]], fureur, invasion, Maux infinis par ce mois nous appreste. Et les plus grands&sup(){1} deux moins d'[[irrision]]&sup(){2}. ((原文は Chevignard [1999] p.145 による。)) **異文 (1) grands &italic(){conj.(PB)}: Grands &italic(){T.Eds.} (2) d'irrision : d'irrison 1650Le (注記)初出である『[[1561年向けの暦>Almanach, Pour L'an 1561.]]』は断片が現存しているが、この詩が載っていたページは現存しておらず、比較できない。 **百詩篇第7巻75番 Le temps purge pestilente tempeste. Barbare insulte, fureur, inuasion Maux infinis par ce mois nous appreste Et les plus grands dans&sup(){1} moins d'irrision. ***異文 (1) dans : d'ans 1589Me (注記)1588年から1589年にパリで出された版には、百詩篇第7巻75番として収録されていた。信頼性の点で疑問だが、初出が現存していないため、ほぼ同じ時代の参考資料として掲載しておく。底本は1588Rf で、比較に 1589Rg, 1589Me を使った。なお、この詩篇は予兆詩との一致がつとに知られていたため、1590年以降の『予言集』に、この詩を収録したものはなかった。 *日本語訳 時代が一掃される。悪疫の嵐。 バルバロイの攻撃、激昂、侵略。 今月を通じて、際限のない災厄が我らに仕向けられる。 そして最も偉大な二人はあまり嘲弄されない。 *信奉者側の見解  [[ジャン=エメ・ド・シャヴィニー]]は2行目後半以降は1562年4月に当てはめ、その時に国王シャルル9世が軍事会議を開いたり、臣下に親書を送ったりしたことと解釈した。  2行目前半までは1564年のこととして、前年に第一次ユグノー戦争が終わったことと、1564年にペストが大流行したことと解釈した((Chavigny [1594] pp.98,132))。 ---- #comment

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: