トンデモノストラダムス本の世界

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 『&bold(){トンデモノストラダムス本の世界}』は、[[山本弘]]が1998年に洋泉社から出版した著書。日本で刊行された100冊以上のノストラダムス本について、笑える点を指摘しつつ紹介している。翌年に改訂文庫版が出版された。  洋泉社版は『[[トンデモ本の世界]]』『[[トンデモ本の逆襲]]』『[[トンデモ超常現象99の真相]]』に続く「本家と学会第4弾」と位置付けられていた((洋泉社版のオビによる))。 #amazon(4896913264) 【画像】洋泉社版のカバー(クリックすると Amazon のページに飛びます) *構成  第1章「ノストラダムスをめぐる13のダウト」ではノストラダムスに関するありがちな誤解をとりあげ、第2章「フィクション大魔王・五島勉の伝説」では、[[五島勉]]の『[[ノストラダムスの大予言』シリーズ]]のおかしな点を検証している。  第3章「トンデモ・ノストラ研究家列伝」と第4章「トンデモノストラ本大行進」では、切り口は異なるものの、五島勉以外のノストラダムス解釈本について紹介している。解釈本に含まれない小説、マンガ、映画などのなかでノストラダムスがどう扱われてきたのかは、第5章「フィクションの中のノストラダムス」で紹介されている。  第6章「予言詩解釈バトルロイヤル!」と第7章「恐怖の大王の正体は?」では、有名な詩篇の解釈が論者によってどれほど統一性がなく、信頼性に欠けるかを紹介している。  結論として、信奉者達によって積み重ねられてきたノストラダムス予言の解釈は、それぞれの論者の願望や恐怖心が投影されたものに過ぎないと看破している。 *コメント  事実上の続編である『[[トンデモ大予言の後始末]]』とともに、日本のノストラダムス関連書や映像作品などについて、最もよく整理された著作といえる。これらの巻末のリストは、公刊されたものに限れば、現在日本で手に入るものとして最も充実したものである。 *書誌 :書名|トンデモノストラダムス本の世界 :著者|山本弘 :版元|洋泉社 :出版日|1998年 :注記|1999年6月16日に宝島社文庫の1冊として改訂版が出された。 **外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌 :Titre|Tondemo Nostradamus bon no sekai (trad. / Le monde de livres outrageux sur Nostradamus) :Auteur|YAMAMOTO Hiroshi :Publication|Yousensha :Lieu|Tokyo, Japon :Date|1998 :Note| Comptes rendus de plus de 100 livres (en japonais) sur Nostradamus. *改訂版の書誌 :書名|トンデモノストラダムス本の世界 :著者|山本弘 :版元|宝島社 :出版日|1999年6月16日 :注記|宝島社文庫 **外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌 :Titre|Tondemo Nostradamus bon no sekai (trad. / Le monde de livres outrageux sur Nostradamus) :Auteur|YAMAMOTO Hiroshi :Publication|Takarajima-sha :Lieu|Tokyo, Japon :Page|pp.460, (4) :Date|16 juin 1999 :Note|Format de poche. édition revue de Yousensha, 1998. ---- #comment
 『&bold(){トンデモノストラダムス本の世界}』は、[[山本弘]]が1998年に洋泉社から出版した著書。日本で刊行された100冊以上のノストラダムス本について、笑える点を指摘しつつ紹介している。翌年に改訂文庫版が出版された。  洋泉社版は『[[トンデモ本の世界]]』『[[トンデモ本の逆襲]]』『[[トンデモ超常現象99の真相]]』に続く「本家と学会第4弾」と位置付けられていた((洋泉社版のオビによる))。 #amazon(4896913264) 【画像】洋泉社版のカバー(クリックすると Amazon のページに飛びます) *構成  第1章「ノストラダムスをめぐる13のダウト」ではノストラダムスに関するありがちな誤解をとりあげ、第2章「フィクション大魔王・五島勉の伝説」では、[[五島勉]]の[[『ノストラダムスの大予言』シリーズ]]のおかしな点を検証している。  第3章「トンデモ・ノストラ研究家列伝」と第4章「トンデモノストラ本大行進」では、切り口は異なるものの、五島勉以外のノストラダムス解釈本について紹介している。解釈本に含まれない小説、マンガ、映画などのなかでノストラダムスがどう扱われてきたのかは、第5章「フィクションの中のノストラダムス」で紹介されている。  第6章「予言詩解釈バトルロイヤル!」と第7章「恐怖の大王の正体は?」では、有名な詩篇の解釈が論者によってどれほど統一性がなく、信頼性に欠けるかを紹介している。  結論として、信奉者達によって積み重ねられてきたノストラダムス予言の解釈は、それぞれの論者の願望や恐怖心が投影されたものに過ぎないと看破している。 *コメント  事実上の続編である『[[トンデモ大予言の後始末]]』とともに、日本のノストラダムス関連書や映像作品などについて、最もよく整理された著作といえる。これらの巻末のリストは、公刊されたものに限れば、現在日本で手に入るものとして最も充実したものである。 *書誌 :書名|トンデモノストラダムス本の世界 :著者|山本弘 :版元|洋泉社 :出版日|1998年 :注記|1999年6月16日に宝島社文庫の1冊として改訂版が出された。 **外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌 :Titre|Tondemo Nostradamus bon no sekai (trad. / Le monde de livres outrageux sur Nostradamus) :Auteur|YAMAMOTO Hiroshi :Publication|Yousensha :Lieu|Tokyo, Japon :Date|1998 :Note| Comptes rendus de plus de 100 livres (en japonais) sur Nostradamus. *改訂版の書誌 :書名|トンデモノストラダムス本の世界 :著者|山本弘 :版元|宝島社 :出版日|1999年6月16日 :注記|宝島社文庫 **外国人研究者向けの暫定的な仏語訳書誌 :Titre|Tondemo Nostradamus bon no sekai (trad. / Le monde de livres outrageux sur Nostradamus) :Auteur|YAMAMOTO Hiroshi :Publication|Takarajima-sha :Lieu|Tokyo, Japon :Page|pp.460, (4) :Date|16 juin 1999 :Note|Format de poche. édition revue de Yousensha, 1998. ---- #comment

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