エヴリット・ブライラー

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 &bold(){エヴリット・フランクリン・ブライラー}(Everett Franklin Bleiler, 1920年4月30日 - 2010年6月13日)は、アメリカ合衆国の編集者、書誌学者。&bold(){エヴェレット・ブレイラー}とも表記される。  SFや探偵小説などの分野に造詣が深く、世界幻想文学大賞(生涯功労賞部門)、ピルグリム賞を受賞した。主な著作としては、ヒューゴー賞ノミネート作である『サイエンス・フィクション : 草創期』『サイエンス・フィクション : ガーンズバックの時代』などがある((基本情報はウィキペディア英語版に拠った。))。  ほかに、『岡倉天心の「茶の本」』(&italic(){The book of tea by Kakuzo Okakura}, New York : Dover Publications, 1964)、『ハンディ日本語文法』(&italic(){Basic Japanese grammar}, Tokyo : C.E. Tuttle, 1967)などの、日本文化や日本語に関する本も発表している。 #amazon(4805310391) 【画像】『ハンディ日本語文法』表紙(クリックするとAmazon のページに飛びます) *ノストラダムス関連  &bold(){リベルテ・ルヴェール}(Liberté LeVert)という筆名で1979年に『ノストラダムスの予言と謎』(The Prophecies and Enigmas of Nostradamus)を出版した。筆名は本名のエヴリット・ブライラー(Everett Bleiler)をアナグラムしたものである。  この作品はノストラダムスを文学的に検討しようという初期の試みのひとつであり、[[ジェイムズ・ランディ]]、[[デヴィッド・シェファード]]、[[ブリューノ・プテ=ジラール]]らから高く評価されている((Bruno Petey-Girard, &italic(){Nostradamus: Les Prophéties}, Flammarion, 2003, p.267 ; D. Shepheard, “Pour une poétique du genre oraculaire : à propos de Nostradamus”, &italic(){Revue de Littérature comparée}, janvier-mars 1986, p.60 ; ジェイムズ・ランディ 『ノストラダムスの大誤解』太田出版、1999年、p.19))。  なお、この本の巻末には The Excellent, Most Useful Little Book for Making All Kinds of Confitures by Michael Nostradamus という文献の広告がある。明らかに『[[化粧品とジャム論]]』の英訳と思われるが、冒頭にブライラーによる注記があるという。この文献の存在は確認できず、実際に出版されたのかどうか自体がよく分からない。 ---- #comment
 &bold(){エヴリット・フランクリン・ブライラー}(Everett Franklin Bleiler, 1920年4月30日 - 2010年6月13日)は、アメリカ合衆国の編集者、書誌学者。&bold(){エヴェレット・ブレイラー}とも表記される。  SFや探偵小説などの分野に造詣が深く、世界幻想文学大賞(生涯功労賞部門)、ピルグリム賞を受賞した。主な著作としては、ヒューゴー賞ノミネート作である『サイエンス・フィクション : 草創期』『サイエンス・フィクション : ガーンズバックの時代』などがある((基本情報はウィキペディア英語版に拠った。))。  ほかに、『岡倉天心の「茶の本」』(&italic(){The book of tea by Kakuzo Okakura}, New York : Dover Publications, 1964)、『ハンディ日本語文法』(&italic(){Basic Japanese grammar}, Tokyo : C.E. Tuttle, 1967)などの、日本文化や日本語に関する本も発表している。 #amazon(4805310391) 【画像】『ハンディ日本語文法』表紙(クリックするとAmazon のページに飛びます) *ノストラダムス関連  &bold(){リベルテ・ルヴェール}(Liberté LeVert)という筆名で1979年に『ノストラダムスの予言と謎』(The Prophecies and Enigmas of Nostradamus)を出版した。筆名は本名のエヴリット・ブライラー(Everett Bleiler)をアナグラムしたものである。  この作品はノストラダムスを文学的に検討しようという初期の試みのひとつであり、[[ジェイムズ・ランディ]]、[[デヴィッド・シェパード]]、[[ブリューノ・プテ=ジラール]]らから高く評価されている((Bruno Petey-Girard, &italic(){Nostradamus: Les Prophéties}, Flammarion, 2003, p.267 ; D. Shepheard, “Pour une poétique du genre oraculaire : à propos de Nostradamus”, &italic(){Revue de Littérature comparée}, janvier-mars 1986, p.60 ; ジェイムズ・ランディ 『ノストラダムスの大誤解』太田出版、1999年、p.19))。  なお、この本の巻末には The Excellent, Most Useful Little Book for Making All Kinds of Confitures by Michael Nostradamus という文献の広告がある。明らかに『[[化粧品とジャム論]]』の英訳と思われるが、冒頭にブライラーによる注記があるという。この文献の存在は確認できず、実際に出版されたのかどうか自体がよく分からない。 ---- #comment

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