surrez

 ギリシャ語 surroia からの借用で「いくつかの水の流れの合流点」の意味とされる。この意味はアナトール・ル・ペルチエが最初に示したものだが、語源的な正しさはエドガー・レオニマリニー・ローズも認めている。

 ピーター・ラメジャラーはラテン語の surrasos からと見て、「近隣の渓流」としている。

 ジェイムズ・ランディ(未作成)は古いフランス語の serrez (serres)と見て、「ギザギザの山並み」(a range of jagged or “serrated” mountains)としている *1 。DAF には部屋や錠前の意味のserreは載っているが、serrez はないので適否は判断がつかない。

 テオフィル・ド・ガランシエールは意味不明な固有名詞と見なしていた。

 ローズは、上で見たように語源的には「合流点」であることを認めつつも、地名である可能性を指摘し、セレ(未作成)(Serres, オード県の町)を例として挙げていた。レオニも、「合流点」を語源に持つ地名コブレンツなどを疑問符付きで挙げているが、詩の舞台からは明らかに離れすぎているように思える。

登場箇所



名前:
コメント: