伊藤和行

 伊藤和行(いとうかずゆき、1957年- )は、北海道出身の科学史家、京都大学大学院文学研究科教授(2010年)。

経歴

 北海道大学理学部物理学科卒業を卒業し、東京大学大学院理学系研究科博士課程で所定単位取得を取得した。理学修士(東京大学)、博士(文学・京都大学)。

 論文に「ジロラモ・フラカストロの伝染理論」(『日本医史学雑誌』第43巻第1号、1997年)、「古典力学における運動法則の歴史性─ニュートンの第二法則をめぐって─」(『哲学研究』570号、2000年)などがある*1


【画像】共訳書『イタリア・ルネサンスの哲学者』表紙(クリックするとAmazon のページに飛びます)

ノストラダムス関連

 論文「ノストラダムスと医学のルネサンス」(『ノストラダムスとルネサンス』岩波書店、2000年、所収)を発表した。この論文は、ノストラダムスの医師としての側面について、日本の科学史家がとりあげた希少な例である。

外部リンク



名前:
コメント:
最終更新:2010年06月25日 23:17

*1 経歴や業績については、J-GLOBAL掲載情報などを参照した。