現在の町の中心部には、町の歴史や文化にゆかりのある博物館がいくつもある。
サドの館(Hôtel de Sade)には考古学博物館が設営されており、グラヌム時代からの町の歴史を学ぶことが出来る。
フィンセント・ファン・ゴッホ記念芸術センター(Le Centre d'Art Présence Vincent van Gogh)は、その名の通りゴッホの絵画(複製)の展示や現代の美術家たちの作品の展示を行っている。
プロヴァンス香水博物館(Musée des Arômes de Provence)は、ハーブ類の産地でもあるサン=レミならではの、薬草類やそれに関わる道具類の展示を行っている博物館である。
アルピーユ博物館(Musée des Alpille)は、プロヴァンスの民俗博物館である(*1)。
サン=レミにあるアルピーユ博物館(Musee des Arpille Pierre de Brun)では、ノストラダムスの肖像画などを展示している部屋がある(*3)。
また、カルノー通り(rue Carnot)にはノストラダムスの胸像の彫られた噴水がある。この噴水は1859年に彫刻家アンブロワーズ・リオタールによって作製された。