予兆詩第122番

予兆詩第122番(旧112番) 1565年7月について

原文

Gresle, rouillure 1 , pluye 2 , & grandes playes:
Preserver femmes, seront cause du bruit.
Mort de plusieurs, peste, fer, faim 3 par hayes:
Ciel sera veu qu'on dira 4 qu'il reluit. *1

異文

(1) rouillure : rouïlleure 1605, rouïllure 1628, roüilleure 1649Xa 1649Ca 1650Le 1668
(2) pluye 1565Od : pluyes T.A.Eds.
(3) faim : fain 1565Od
(4) qu'on dira 1565Od 1589Rec 1594JF : quoy dire T.A.Eds.

(注記)1565Od は『1565年向けの暦』の異文。1589Rec はジャン=エメ・ド・シャヴィニーの手稿『散文予兆集成』の異文。

日本語訳

雹、さび病、雨、そして大いなる災い。
女性たちを守ること、それらが騒ぎの元になるだろう。
多くの死、ペスト、鉄器、飢餓は憎しみによるものである。
天は照り返していると言われる状態になるだろう。

信奉者側の見解

 ジャン=エメ・ド・シャヴィニーは、最初の3行を1565年7月に当てはめているが、具体的な事件と関連付けているわけでなく、漠然としている。最後の行は1571年の「ガスティーヌの十字架」をめぐる騒動に関連付け、この十字架が倒されたときに天が燃えていたといわれていたと述べた *2 。「ガスティーヌの十字架」はガスティーヌ兄弟の邸宅跡に打ち立てられていた十字架で、墓地への移設をめぐって揉めたらしい *3


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