予兆詩第129番

予兆詩第129番(旧119番) 1566年1月について

原文

Perte, jacture grande, & non sans violance 1
A tous ceux 2 de la foy 3 , plus à religion:
Les plus grands 4 perdront vie, leur honneur & chevance,
Toutes les deux Eglises 5 , la coulpe à leur faction. *1

異文

(1) violance : violence 1566Brb 1589Rec 1594JF
(2) A tous ceux 1566Br 1589Rec 1594JF : Tous ceux T.A.Eds.
(3) foy : Foy 1566Bra
(4) grands 1566Brb : grand 1566Bra, Grands T.A.Eds.
(5) Eglises : eglises 1566Br

(注記)1566Br は『1566年向けの暦』の異文。この暦書は2箇所ずつ予兆詩が登場していることから、最初に登場している方を 1566Bra とし、後に登場している方を 1566Brb とした。1589Rec はジャン=エメ・ド・シャヴィニーの手稿『散文予兆集成』の異文。

日本語訳

損失と大打撃、そして暴力もないわけでない、
信仰の者たち全てへと、より甚だしきは宗教へと。
最も偉大な者たちは、生命、名誉、物財を失うだろう。
二つの教会とも、彼らの陰謀に切込みが。

信奉者側の見解

 ジャン=エメ・ド・シャヴィニーは、1568年12月に当てはめ、二つの宗教のどちらにも損失や打撃があるが、一方の方が他方よりも大きな損害を蒙ることとした *2 。ちなみに1568年8月から1570年8月までは第三次ユグノー戦争の時期に当たっている。


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