アントワーヌ・ヴォラン(Antoine Volant)は16世紀
リヨンの出版業者。
出版業・書肆以外にも芸術方面に才能を発揮し、1545年から1573年までの間に、彫刻家(tailleur d'histoires)、画家、ドミノチエ(dominotier)などの職業も経験していた。
1561年からは出版業者のトマ・ド・ストラトン(Thomas de Straton)と親しくなり、共同事業なども行った。1564年にリヨンでペストが流行したときには、ヴォランは子ども2人の後見人にストラトンを指名したほどに信頼していたが、皮肉にもそのペスト流行時にストラトンが病没してしまった。
ノストラダムス関連
を出版した。
最終更新:2010年08月29日 12:57