化粧品とジャム論 (1556年ポワチエ)

 『化粧品とジャム論』は、1556年にポワチエでも出版されたという。

書誌

 唯一の言及はラ・クロワ・デュ・メーヌの書誌である。そこでは、ノストラダムスの手がけた作品を列挙する中で、
  • singulières receptes pour la santé du corps humain, imprimées à Poictiers l'an 1556*1
  • 1556年にポワチエで出版された『人体の健康のための独特の処方集』
という簡潔な言及がある。

 ロベール・ブナズラは、化粧品とジャム論の版の一つとして紹介しているだけである*2パトリス・ギナール(未作成)は、後のド・マルネフ兄弟らの版と関連付けたものか、この版も彼らの出版ではないかとした*3


名前:
コメント:
最終更新:2010年11月08日 22:34

*1 La Croix de Maine [1772] t.II, p.134

*2 Benazra [1990] p.18

*3 Patrice Guinard, Le Traité des Fardements et des Confitures (Bibliographie 1552-1572)