Caper

 Caper はラテン語で「雄山羊(おすやぎ)」の意味。磨羯宮(Capricornus)の語源になっており、その意味だと理解される。アナトール・ル・ペルチエが示しており、ピエール・ブランダムールピーター・ラメジャラーらも支持している*1

 『ノストラダムス大予言原典・諸世紀』では、第2巻35番において「白花菜」、第10巻67番において「流星塵」と訳されているが、原書のヘンリー・C・ロバーツの英訳では前者は「磨羯宮」、後者は Caper のままで特段の説明もないため、いずれも日本語版独自の訳と考えられるが、語学的根拠は不明。

登場箇所



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最終更新:2009年01月23日 22:11

*1 Le Pelletier [1867b], Brind'Amour [1996], Lemesurier [2003b]