六行詩20番

原文

Celuy qui a 1 par plusieurs fois
Tenu 2 la cage 3 & puis 4 les 5 bois,
R'entre 6 à 7 son premier estre
Vie sauue peu 8 apres sortir 9 ,
Ne se sçachant 10 encor congnoistre 11 ,
Cherchera 12 sujet pour 13 mourir.

異文

(1) a : à 1611 1649Ca
(2) Tenu : A tins 1600Mo
(3) cage : Cage 1672
(4) puis : puits 1627
(5) les : le 1600Mo
(6) R'entre : Rentre 1600Mo 1672, Rentrera 1600Au
(7) à : en 1600Au
(8) peu : puis 1600Mo
(9) sortir : fait sortir 1600Mo
(10) se sçachant : sçachans 1600Au 1600Mo
(11) encor congnoistre : se cognoistre 1600Mo
(12) Cherchera : Cerchera 1644
(13) pour : por 1600Au
(注記)1605の6行目 sujet の j は不自然に伸ばされた i のようである。これは大英図書館の伝本もマリオ・グレゴリオの伝本も同じ。

日本語訳

その者は何度も
籠を持ち、次いで木々を持った。
彼は最初の状態に戻っている。
安全な命が程なくして出発し、
知るべきこともまだ分からないまま、
死すべき臣民を探すだろう。

信奉者側の見解

 テオフィル・ド・ガランシエールは、アンリ4世への反逆を企てバスチーユに投獄され、その後減刑を受けて釈放されたオーヴェルニュ伯と解釈した *1

同時代的な視点

 最初の2行は過去形(直説法複合過去)、3行目は現在形で書かれている。つまり、この詩の前半は偽作された1605年の段階で起きたばかりの出来事を踏まえている可能性もある。

その他

 1600Au では17番になっている。


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