Alus は読み方の確定していない語。以下の諸説がある。
- アナトール・ル・ペルチエは「ローマ人たちの神」と注記した。ブリューノ・プテ=ジラールも全く同じ説を採っている。
- エドガー・レオニは旧約聖書に登場するサウル(Saul)のアナグラムの可能性を示した。
- ジャン=ポール・クレベールはサウルのアナグラムのほか、ティトゥス・リウィウスの著書に見られるアルス・ロクトゥス(Alus Locutus)という人名の可能性や、アラニ人の国家を建造した神話上の名前の可能性を指摘した。
- ピーター・ラメジャラーは、ハルス(Halus)と理解した。フランス語ではハンニバルが Annibal と綴られるように、ラテン語綴りから H が脱落することはしばしば見られる。
登場箇所
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最終更新:2010年12月08日 23:34