Freins は南仏の都市フレジュス(Fréjus)の綴りの揺れ。当時 i と j は印刷上の区別がルーズで、u と n は取り違えられやすかった。つまり、Freins は Freius の誤植とも思われるのだが、ノストラダムスは出版業者の違う
『予言集』初版と『
1566年向けの暦』とでこの綴りを用いている。
なお、この語がフレジュスの綴りの揺れとする読み方は、
アナトール・ル・ペルチエ以来、信奉者側にも実証的な論者の側にも異論はない(後の時代の異文 Erins などで解釈している論者を除く)。
登場箇所
最終更新:2011年01月08日 22:16