ジャン=アルベール・ジョリ

 ジャン=アルベール・ジョリ(Jean-Albert Joly, ca1755 - ?)はアヴィニョンの出版業者。

 父はアヴィニョンの出版業者アンリ・ジョゼフ・ジョリで、アンリ・ジョゼフはフランソワ=ジョゼフ・ドメルグのもとで徒弟修業をした。アンリ・ジョゼフが1767年9月21日に歿すると、妻アンヌ・ジュヌヴィエーヴ・ド・ヴーグレ(Anne Geneviève de Vougrey)が「ジョリ未亡人」(veuve Joly)名義で事業を引き継いだ。このとき、息子のジャン=アルベールが手伝っていたようである。
 ジョリ未亡人が1784年に歿すると、ジャン=アルベールは自らの名義で活動するようになった*1

 以上はルネ・ムリナの研究に依拠しているが、ムリナはいつまで活動したのかについて何も記載していない。かつてペルシェはジャン=アルベールの活動時期を1769年から1828年としていた*2

ノストラダムス関連

 1815年版『予言集』を出版した。


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最終更新:2011年02月05日 21:41

*1 Moulinas

*2 Pellechet