シャルトル(Chartres)はパリの南西約100 km に位置するウール=エ=ロワール県の県庁所在地。
歴史
古代ローマ時代にはアウトリクム(Autricum)ともキウィタス・カルヌトゥム(Civitas Carnutum)とも呼ばれた。前者はアウトラ川(現・ウール川)にちなむ名称で、後者はオルレアネ地方に住んでいたガリア人のカルヌテス族(Carnutes)にちなんでいる。後者のカルヌトゥムが転訛してシャルトルになった。
中世に伯爵領となり、のち公国の首都となった。聖母マリアの衣が納められているとされるノートルダム聖堂は古くから巡礼の対象となり、12世紀に建造されたゴシック様式のノートルダム大聖堂はユネスコの世界遺産リストにも登録されている。
【画像】馬杉 宗夫 『シャルトル大聖堂』
ノストラダムス関連
ノストラダムス自身の生涯とシャルトルには、特段の結びつきは確認できない。
地図
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最終更新:2011年02月14日 23:03